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「蔵王に雪が降ったら、柿むきを始めてもいいよ、という合図なんですよ。そして、二十日くらいまでをめどに柿の皮むき作業を続けています。今は休みはありませんよ」と生産農家では家族四人総出で、十月下旬から干し柿作りに取りかかっています。ほかには、ラ・フランス(洋ナシ)、さくらんぼ、ブドウなど色々な農作物を栽培しているご家族です。
一日平均一万五千個の柿をむき、ヒモに二十個ずつ、くくりつけ、のれんのように屋外につるして乾燥させます。干し場の条件は、風通し。特に蔵王おろしの風が当たり、地下水の高くない場所がよいとされています。地下水の蒸発による湿気も干し柿には大敵になるからです。
二週間から二十日干した後、室内でさらに乾燥させ、白粉(しらこ)を出す作業が行われ、これでやっと甘くておいしい「干し柿」が出来上がり!
干し柿は、年の最後を締めくくる作業。今年できた干し柿が市場に出回るころには、蔵王は深い雪に覆われます。
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