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ジャン・トマゾー
VdPドゥ・ラジュネー「Merlot・・・・」 2008
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●アジュネ(l'Agenais)はフランス南西部のアジャンを中心とする地方名。一応、そのあたりのメルロー100%で造られていますが、・・・・他の何かが入っているぐらい複雑な味だという意味合いで付けられた名前です。ワインの生産にはCave cooperative des 7 montsと言う生産者組合があたり、それをThoumazeau社で瓶詰めしています。
●とあるインポーターさんの試飲会で・・・・妙に気になるワイン、と言うことで入れてみました。・・・優しい味のメルローですネン。薄味系。全体のリズムはフラットながら、程よい厚味がイイ感じにまとまっています。妖艶とまで行かない、程よい艶。どちらかというと「酸で」飲ませるスタイル。これでどう?と言う果実味の凝縮感はない代わりに、『ふ〜ん、メルローか・・・ところでさ、』という自然な会話がつながります。・・・出来がつくといつの間にかボトルは空になっている・・・そんなシーンが思い起こされます。
●果実味は幾分赤系統が多いようですね。香りはなぜか?デュガの2007年ACブルにもにています・・・多少、ざらついたところはありますが酸もしっかりと。ブドウの力に応じてタンクで熟成、と言う駆け引きも成功ですね。メルロー本来のピュアな果実味がストレートに感じられます。背伸びをしない、分をわきまえる、ワインにも人にも大切なことです。(2009.11.07 いのまた)
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