◆ お茶ってなんですか?
「緑茶は緑茶の木、紅茶は紅茶の木、そして烏龍茶は烏龍茶の木。全部違う木から作ってるんでしょ?」というのが、多くの人のお茶に対する認識でし
ょう。
しかし、お茶は全部、『 カメリヤ・シネンシス 』という同一のお茶の木の葉から作られているのです。
緑茶、紅茶、烏龍茶、プーアル茶、白茶、黄茶・・・、全部カメリヤ・シネンシスなんです。
じゃー何が違うの?というと、「摘まれた茶葉」を、「お茶という製品」に変える過程、つまり製造過程が違うのです。
この製造過程の違いを理解する上で重要なキーワードになってくるのが、「発酵」という言葉です。発酵といえば、醤油、納豆、ワインなど、「かび」などの菌類の作用を指すのが一般的です。
しかし、お茶でいう「発酵」が意味するものは、「酸化」の事なんです。
「酸化」というのは、お茶の中の酸化酵素が光や酸素などと反応して、酸化していく事なんです。「酸化」する事により、お茶の葉の色が「緑色」から「銀青色」へ、そして「紅色」に変わっていきます。
そして「緑色」の茶葉は『緑茶』、銀青色のは『青茶(烏龍茶)』、紅色は『紅茶』と呼ばれています。
「赤ワイン」や「白ワイン」と一緒なんですね。つまり、茶葉の色がそのまま名前になっているんですから、単純単純。