アロマセラピーは、その豊かな香気(アロマ)を私たちの心身の健康に役立てる植物香気療法です。しかし精油は水蒸気蒸留で抽出されて、濃縮されていますから、肌にトリートメントする場合には、植物オイルをキャリアオイルとして使用するなど、薄めて使いましょう。
★ アロマオイルで香りをたのしみ、呼吸する
揮発性物質が鼻の嗅神経を経て脳に伝わり、心理的、また生理的に刺激します。呼吸によって、肺から血管へ入り、血流にのり全身に流れます。
○ ドライフラワー、ポプリやティッシュペーパー、カーゼなどにアロマオイルを数滴たらして置き、ルームコロンとして楽しみます。
○ 専用蒸発器でアロマオイルを用いる(キャンドル式蒸発皿、電気式芳香発散器)
○ 鉢か洗面器の熱湯に数滴以下のアロマオイルを滴下し、タオルで頭上を覆い、目を閉じて、香りの湯気を吸います。
○ アロマオイルを無水エタノール、蒸留水で割って、フレグランスにして、お部屋の香りにします。
★ 肌から
アロマバスやアロママッサージで、皮膚から内部に吸収され、毛細血管を通って全身へ運ばれます。
○ 植物性のキャリアオイル(オリーブ油、ホホバ油、スイートアーモンド油、グレイプシード油、アボガド油、つばき油など)に、アロマオイルを1%以下の濃度になるように混ぜ、トリートメントオイル、マッサージオイルトして肌にやさしく塗って利用します。
使用の前にパッチテストでアレルギーの有無を確認しましょう。敏感なところには薄く希釈して使います。使用に当たっては、必ずアロマセラピー専門家の指導か専門書を参考にしてください。

○ もっとも簡単にアロマセラピーを楽しむ方法はアロマバスです。ラベンダーやローズゼラニウム、ローズマリーが向いています。浴槽に入る直前に、アロマオイルを好みで 3〜5滴程度を滴下して、よくかき混ぜて、全身をつかります。お風呂で疲れをとるときに、アロマセラピーを合わせると、心身がリラックスできます。
○ 下半身のみ汗が出るくらいにつかる方法もあります。アロマオイルは揮発するので、入浴の直前に滴下しましょう。ゆったりと深呼吸して、香りを楽しんでください。
○ 浴槽ではなくて、洗面器やバケツにやや熱めの湯を入れて、数滴のアロマオイルを滴下してかき混ぜ、手や足を十分間程つけるやり方もあります。万一、肌に何らかの刺激を感じたら、ただちに洗い流しましょう。
○ アロマバスは古代から用いられてきた方法です。風呂の効果とあいまって、広範囲のいやしに用いられます。肌と同時に呼吸や鼻にも香りが働き、メンタルにも刺激します。
○ 洗面器に水またはぬるま温の湯を張り、アロマオイルを滴下してかき混ぜ、タオルに含ませ軽く絞って湿布する部位に当てます。また、洗濯のすすぎの水に数適たらして、香りをつけ楽しみます。
● アロマオイル原液を肌に塗ったり、飲んだりしないようにしましょう。
● 目に入らないように注意しましょう。
● アロマオイルは引火の可能性もあるので、火気まわりでの使用には注意しましょう。
● 高温多湿をさけ、ふたをしっかりしめて、冷暗所に保管しましょう。
● お子様の手が届かない場所に保管しましょう。
● アロマランプやアロマポット等の火気には十分お気をつけください。
● 妊産婦やお年寄り、その他敏感な体質の方は、不快感や異変を感じるときは使用を中止してください。専門知識のある人に相談したり、専門書を勉強することをおすすめします。
● 乳幼児には室内芳香以外おすすめしません。
● 万一、使用中に異常(赤み、はれ、かゆみや刺激など)が現われた場合、使用を中止し、十分に流水で洗い流してください。
● トリートメントでは、安全確認のため、使用前に必ずパッチテストを行って、異常がないことを確めましょう。