楽天研究開発シンポジウム2008 次世代インターネットサービスを支えるテクノロジー

  • 日時:2008.11.29(SAT)
  • 会場:品川シーサイド楽天タワー
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楽天技術研究所について English

楽天技術研究所とは - R.I.T.

楽天技術研究所(Rakuten Institute of Technology)は、楽天株式会社の技術戦略の中核を担うR&D部門です。楽天の長期的な成長につながるエンジンとして、研究者の「面白い」「やりたい」「興味がある」をサポートし、先進的技術から革新的サービスにつながる可能性創出を目指した研究開発を行っています。

(概要資料 - PDF/561KB)

コンセプト - Concept

More Than Web -来るべき豊かなリアリティを-

楽天株式会社は、インターネット最大級のショッピングモールである楽天市場とともに成長してきました。今では、楽天トラベルや楽天証券など、現実の世界でもサービスを提供しています。私たちは、これらのサービスが互いに作用しあい、ネット(Web)とリアル(現実)が融合した新しいリアリティ(世界観)が生まれると考えています。

楽天技術研究所では、この新しいリアリティを「サード・リアリティ」と名づけ、インターネットの未来を予想しながら、新しいテクノロジーやサービスについて研究を進めています。

ビジョン - Vision

楽天技術研究所は、様々な識者との情報交換・意見交換や独自の研究から、未来ビジョン「サード・リアリティ」を策定し、以下の問いに関して基本的な見解を示しています。

  • インターネットは今後どう発展していくか?
  • どのようなテクノロジー、サービスが来るか?

これにより、今後のテクノロジー・サービスの方向性を示し、どのような技術を確保しなければならないかの議論の材料を提供しています。 また、実際の各研究開発も当ビジョンにそった形で計画、実施をしています。

(資料1 - PDF/522KB)
(資料2 - PDF/2.2MB)

ミッション - Mission

今後大きく成長する技術のシーズから、インターネットを活用した人々の生活(リアリティ)を豊かにする新しいサービス・事業の可能性を創出することをミッションとしています。

主な研究テーマ - Research Topics

  • 自然言語
    • Web上にあふれるドキュメントを解析する独自技術を研究し、検索エンジンやレコメンデーションシステムの基礎となる技術を開発しています。
  • マルチメディア
    • いまやWeb上はテキストのみならず、大量の画像や動画、音楽コンテンツ、すなわちマルチメディア・コンテンツがWebに接続されてきています。マルチメディア・コンテンツそのものの意味を解析する技術を研究しています。
  • データマイニング
    • ドキュメントと同様にログデータも解析の対象となります。ログデータを解析することより、パターンの正当性を判断したり未来を予想したりする研究を行っています。
  • 大規模・分散
    • 今後、あらゆるシステムやセンサーがWebに接続され、大量のデータが流れ込む「情報爆発時代」が到来するといわれています。大量のデータを処理する基盤を整備すべく、手軽に空いているマシンリソースを用いて処理を実行できる分散フレームワークや、大規模インフラによる高速データ提供アーキテクチャの開発を行なっています。

(概要資料 - PDF/1,082KB)

活動内容 - Activity

楽天技術研究所では、今後インターネットを中心とした世界に起こりうる現象をビジョンとしてまとめ、そのビジョンのもと、研究者の関心のある技術にフォーカスし、サービス・事業開発へとつなげていく活動を展開しています。

  • ビジョン・ToBe モデル作成
    • 今後3〜5年におけるテクノロジービジョンを策定
      研究領域毎のあるべきサービスのモデルを作成
  • プロトタイプ構築
    • 1〜3年後にリリースされうるサービスのプロトタイプを開発
  • コア技術開発
    • サービスのプロトタイプより、コアとなる構成要素(エンジン・フレームワーク・ライブラリ)を開発

組織構成 - Organization

楽天技術研究所は、並列オブジェクト概念のパイオニアである東京大学米澤明憲教授とアスペクト志向プログラミングの第一人者の増原英彦准教授を顧問として、また、プログラミング言語 Ruby の生みの親であるまつもとゆきひろ氏をフェローとして迎え、所長の森正弥とともに Advisory Board を構成しています。