テクノロジーカンファレンス2008 11/29 レポート

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技術コミュニティセッション

【PHP】出張PHP勉強会発表:荒木稔氏、柄沢聡太郎氏、高橋邦彦氏、小山哲志氏
4つのトピックに聴衆も真剣、意見や質問が飛び交う、生きた勉強会

PHP勉強会では、まさに旬の4トピックが取り上げられ、会場は熱心な開発者で埋め尽くされた。「PHPで携帯サイトを開発する」では、絵文字や端末の違いなど、携帯サイトをPHPで開発する際のポイントをわかりやすく解説。「openpearについて」では、PEAR(PHPの公式ライブラリ配布システム)の現状と課題点とともに、openpearのリリース秘話が語られた。「テストとのつきあい方」では、開発者にとって、テストの必要性・得られるメリットについて、独自の哲学もまじえての熱弁。「PHPで使うIPv6の実際」では、近年関心の高いIPv6について、実際の開発現場での対応方法やPHPでの対応状況が詳しく説明された。4人の開発者による説得力のある発表はユーモアに溢れ、笑いと感嘆のため息が絶えない時間となった。

  • PHPで作る携帯サイトPHPで携帯サイトを開発する際に、考慮すべきことを解説。「携帯でしかできないこと」の一つとして、リアルタイムビジョニングシステムのデモを披露。
  • openpearについてPHPの公式ライブラリ配布システムでのPEARの現状と課題を解説。さらにopenpearをリリースするまでの経緯を発表。
  • テストとのつきあい方開発者にとってテストをすることの必要性や、得られるメリット、どのように考えてテストを書いていくかを解説。
  • PHPで使うIPv6の実際近年関心の高いIPv6について、実際の開発現場での対応方法や、PHPではどの程度対応されているかを具体的に解説。
【Ruby】Rails勉強会@東京 第35回発表:高橋征義氏・まつもとゆきひろ ほか
4つのトピックに聴衆も真剣、意見や質問が飛び交う、生きた勉強会
PHP勉強会を終えたB会場は、100人ほどの参加者でRubyコミュニティをスタートさせた。前半ではテーマを「プラグイン」に絞り、9人の発表者が自作あるいはお気に入りのRailsプラグインについて熱く語った。1人5分間というLT(ライトニング・トーク)形式がとられ、制限時間でドラを鳴らす「ドラ娘」に容赦なく発表を断念させられる登壇者もいたが、そもそも制限時間内では語り切ることができない内容とあって特に心残りな様子は見られなかった。「Cucumber(Rails統合テストツール)」や、「i18n_generators」などすでに周知のプラグイン概要はもちろん、「Merb(フレームワーク)」自社や地域コミュニティの取り組みを紹介したり、パフォーマンス要素もあり、と個性的なプレゼンテーションに感嘆の声があがる場面も多かった。

後半、まつもとゆきひろとRails使いの質疑応答形式による対談ではさらに立ち見が出るほどの盛り上がりを見せた。株式会社ツインスパークの高橋征義氏による「Railsブレイクから3年たちますが、まつもとさんは(Railsの存在について)どうお考えですか?」という質問を皮切りに、会場がまつもとの話に聞き入った1時間だった。「いいRailsが生まれるような枠組みをつくろうと思う」などRailsについて明確に語ったまつもと。主催者が望んだ「まつもとと日本のRails使いの交流の場」は、穏やかな形で実現したようだ。

Ruby on Rails「Rails勉強会@東京第35回」
【Linux】カーネル読書会番外編発表:よしおかひろたか氏(カーネル読書会、ミラクル・リナックス株式会社) 他9名
カーネル読書会番外編 ディストリビューション大集合
カーネル読書会番外編は、”ディストリビューション大集合”の名のとおり、CentOS、Debian、Fedra、Gentoo、Momonga、SLAX-ja、Ubuntu、Vine、openSUSE、のセッションの前半は、一人5分のLT(ライトニング・トーク)。開発者自身やディストリビューションの簡単な紹介が行われた。
後半は、ディトリビューションに共通する問題や課題、そして活動について議論するパネルディスカッションとなった。「なぜ、こんなにディストリビューションがあるのか?」という質問に関して、「自分が使いたいものを追い求めていいくうちに増えた」という回答は、自由に楽しむことを前提としているディストリビュータらしいものだった。開発に参加したきっかけが、ユーザとして使ったり、メンテナンスに参加しているうちにいつのまにか、という発言が多かったのも頷ける。

Debian VS Ubuntuなどディストリビューション同士の関係についてなど、開発者の楽しみから苦悩までもが包み隠すことなく語られ、会場は拍手や笑いで大いに盛り上がりを見せた。もっとも注目すべきは、フレキシブルな対応が可能なディストリビューションだからこそ、活発な議論から新しいアイデアが生まれる可能性のある”情報共有の場”をもっと増やしていきたいという想いが一致したこと。ディストリビューションの開発者を集結させ、パネラーと会場が一体となった今回のセッションではその想いの実現を見ることができた。

Next Movement in Communication

発表 : フォン・ジャパン株式会社

オープンなカンファレンスを実現、フォン・ジャパン株式会社ブースも開設
今回のイベントの会場となる4F、9Fには、「グローバル&オープン」コミュニティとして名高いFONを提供するフォン・ジャパン株式会社より無線LAN のアクセスポイントを設置していただき、参加者が自由にWebへアクセスできる環境の提供を可能とした。
FONサイトはこちら

発表 : クウジット株式会社+楽天株式会社( PlaceEngine利用サービス)

楽天トラベル、ユーザー視点からの新たな取り組み
新しい通信の形として、楽天トラベルが PlaceEngine と連携して、「地図から探す」ページに「現在地から探す」機能を試験実装した。この取り組みにより、当日・現地での予約操作性が向上し、更なる利便性を提供することだろう。
楽天トラベル(PlaceEngine利用)サイトはこちら
PlaceEngineサイト   クウジット株式会社サイト

発表 : Skype社+株式会社イーフロー

新時代のコミュニケーションを支えるSkype
P2P技術を利用したインターネット電話サービスであるSkype。外部の開発者がSkypeの機能を盛り込んだアプリケーションを開発可能とするAPI が公開されており、オープンでグローバルな新しいコミュニケーション のあり方を感じさせるひとときであった。
Skypeサイトはこちら