弊社の創業は明治37年3月。北海道の開拓民として本州の富山県からはるばる渡り、ようやくのことで始めた事業が食品の販売業でした。
最初は十勝発祥の地として栄えた大津港(豊頃町)まで毎日、
農耕馬に荷車を引かせて魚を仕入れ、浦幌の地で販売しておりました。まだ、道も整う前の時代ですから、創業者の苦労は予想することさえできません。
魚類の販売事業もその後、ニシンによる好景気に後押しされ、順調に業績を伸ばしてゆきましたが、先々代の時代には十勝の農産物、とりわけ豆類の仕入れ販売に力を注ぎ「畑のダイヤ」とも称されたアズキを流通させることで、事業基盤を強固なものとしました。
十勝浦幌町周辺における山林経営、町の経済を活性化させるために始めた農地経営、十勝の農産物に付加価値をもたせるための味噌、醤油の生産(北一)などです。
そして先代の時代には、地域の生活必需としてプロパンガスの販売、車社会の到来に合わせたガソリンスタンドの経営(昭和シェル石油)、じゃがいもの有効活用として始めた澱粉工場、大型ショッピングセンターの時代に対応した不動産賃貸事業、地域のゆとりある食生活をサポートするために始めた食品酒類販売店、と本格的に事業が多角化してゆきます。
そして今日、皆さまのあたたかいご指導とご支援の元に、創業104周年を迎えることができました。
この記念すべき年に、今までの資源を有効に活用した食品販売事業を積極的に展開し、誰もがうらやむ食の宝庫「北海道」の食材をインターネットという手段で、全国に販売させていただいております。
道内の皆さまが四季折々に最もおいしいと評価されている自信の品々(旬の本物)を、商品の目利き役として、また、商流の開拓者として全国のみなさまに楽しくご紹介してまいります。
北海道を愛する地元の会社ですが、「北のフードソムリエ」は100年目の新たなる創業事業としてスタートいたしました。今後とも宜しくお願い申し上げます。
北のフードソムリエ
株式会社 北村商店
代表取締役 北村 紀子