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樽材
ウイスキーの熟成に用いる樽材には、北米産ホワイトオークが多く用いられています。
木によっては青臭さ、生臭さや樹脂臭がありますが、ウイスキー造りの長い歴史の中で樽材の取捨選択が行われ、中味に
好ましい香味を与えるアメリカンホワイトオークにたどり着いたのでしょう。
ホワイトオークは重硬で、高級家具材としても評価されているブナ科の落葉広葉樹です。"白樫"と訳されます
が、樫は暖かい地方に生育する常緑広葉樹で、楢は樫より温度の低い地方に育つ落葉広葉樹ですので、"白楢"の訳が
正しいと思われます。
一部ヨーロピアンオークも使われることもありますが、富士御殿場蒸溜所ではほとんどアメリカンホワイトオークの樽を
使用しています。
ホワイトオークは伐採後1年位放置して乾燥され、その後節のない部分を選んで柾目に切断され、0.5〜2年位風雨にさらし
て木の樹脂を除きタンニンを酸化させてから使用します。ウイスキー熟成中の蒸散ロスを少なくするため必ず柾目にするのです。
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