■明治43年創業 軸屋酒造さん
■紫尾山のふところに抱かれた山裾にある小さな蔵

東は霧島連山、西は東シナ海、北東には天草を遙かに望む北薩摩の霊峰
紫尾山(標高1066m)。古くは秦の始皇帝の命により、徐福が不老不死の薬を求めて訪れたといわれる神秘の山。春は桜、夏は青葉、秋の紅葉、冬の樹氷と四季折々のうつくしい姿を広げています。
この山に降る大量の雨は、自然の大地をうるおし、年月をかけて地下深く滲みわたり、脈々と豊かに流れる伏流水を形成しています。
この紫尾山の四季の恵みを存分に蓄えた、清く澄んだ水。これこそ軸屋酒造さんの生命の水です。

地底146mから汲み上げられ清水は、この蔵で旬の薩摩芋と米麹(白麹)を原料に杜氏の巧みな技よって大切にはぐくまれ、滋味あふれる焼酎に生まれ変わるのです。麹はやわらかさと繊細さを合わせもつ白麹のみを用い、薩摩芋は太陽の日差しをたっぷり吸い込んだ旬の薩摩芋のみを用います。この地で創業以来、旬のみが持ち合わせている自然の滋味を焼酎に生かすことを信条とするため量産を避け、軸屋酒造さん独特の風味を維持する姿勢を誠実に守り、貫き通しておられます。