測地系について

測地系について

測地系について

日本測地系(Tokyo Datum)から世界測地系(WGS-84 Datum) への移行


日本では球体の地球を平面的な紙の地図で表現するために明治時代に採用した投影法を使用していました。

東京都港区麻布台2丁目18番1、東京にお住いの方でしたら、港区の飯倉交差点に近いロシア大使館の南側といえば大体見当がつくのではないかとおもいますが、このポイントを日本経緯度原点として、基準点網を全国に整備しました。この測地網を基本とする測地系を日本測地系(Tokyo Datum)と呼んでいます。

一方、米国が人工衛星等を用い構築・維持を行なっている緯度・緯度の測定の基準で、WGS84という「ものさし」があり、米国が運営・管理しているGPS(グローバル・ポジショニング・システム)もまたWGS84をベースにしています。

日本測地系(Tokyo Datum)の経緯度で表されている地点を、世界測地系(WGS-84 Datum)の経緯度で表わすと、東京付近では、経度が約-12秒、緯度が約+12秒変化します。これを距離に換算すると、北西方向へ約450mずれることに相当します。

日本が新たに採用を決定した日本測地系2000はITRF94座標系およびGRS80です。ITRF94座標系およびGRS80はほぼWGS84と同一なので、日本測地系2000をベースに作成された地図とGPSで表示された緯度経度を照合する場合は、GPSの測地系をWGS84に設定することにより、誤差はほぼでないことになります。

弊社で販売している全てのGPSでは測地系の選択が可能です。
但し、GPSモジュール「GL-50S GPS レシーバ / データロガー  USB接続 (SiRFstarIII)」測地系の選択ができません

現在の出荷時の設定はWGS-84に設定されています。現在既にハンディGPSをお持ちの方はこの機会に現在のDatumの設定を是非ご確認ください。メインメニューのSetupでUnitsを選択いただき、Map Datumが何に設定されているかの確認願います。

ご注意下さい !!

1. 紙媒体の地図の多くは、経度・緯度で表示されています。GPSで測位した座標を地図で確認する時、GPSの測位系(Datum)と地図の測地系は同一でなければ、誤差が生じ ます。

2. CDなどにより配布される電子地図についてもGPSと地図の測地系の一致が必要です。
3. GPSで測位した位置座標を第三者に伝達する場合、GPSの測地系も一緒に伝達すると受け手が正確な座標を確認できます。

*世界測地系への移行に関する詳しい情報は国土地理院のホームページでご覧頂けます。
*海図等については海上保安庁海洋情報部のホームページでご覧頂けます。

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