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酒屋の奈良漬について
奈良は日本文化発祥の地であると同時に、日本酒発祥の地でもあり大和朝廷に始まり、やがて興福寺を中心とする僧坊で酒造りが盛んに行われ、副産物として酒粕に野菜を漬け込んだものが評判を呼び、奈良漬として全国に知られるようになりました。
春日大社の御用酒として又、代々南都諸白造りを生業いとする春鹿の酒造りが終わるのは、毎年3月から4月にかけて。
そのとき出来た酒粕を踏み込んで2次醗酵をさせ、土用を越してから、ちょうどその頃、旬になる瓜や胡瓜を漬け込みます。
奈良漬にする野菜はまず2週間ほどは塩に漬け込んで野菜の中に含まれている水分をを抜き、そして水を切った後、酒粕に漬け込み、塩味を抜いていきます。塩抜きが終わるとまた新しい酒粕に漬け替えて3〜4週間置きます。更に漬け替え今度は約1ヶ月置きます。
そしてもう一度新しい粕に漬け替え約1ヶ月で出来あがります。
琥珀色の瓜をはじめ、各々の野菜がほのかに酒の香りを放ち、たっぷりと染み込んだ酒精が口いっぱいに広がる本場の奈良漬をお楽しみ下さい。
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