昭和ノスタルジー 「オバケ屋敷」

昭和ノスタルジー 「オバケ屋敷」

昭和30年代前半まで東京の原っぱの片隅には大抵空屋があり、

オバケ屋敷と呼ばれていた。

人気の無い空屋にはツンと鼻をツク、カビのニオイと湿気だけが漂っていた。

めったに入る事は無かったがたまにはオバケ屋敷探検をした。

薄気味悪く、誰かが大声でも出せば「ウヮァー」と飛び出してしまうのだが、

探検のおしるしに泡式消化器をぶっ放す奴もいた。

勿論二度と近寄らないのだが、その内に取り壊されて文化住宅に変わっていくのだった。