サムターン回し対策パーツ

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 「サムターン回し」とは!?
 ここ、2年あまりで急激に蔓延している手口です。
 おもに、針金状の工具を何らかの手順で玄関の内側に挿入、外部にいながら錠の室内側にある施錠用のつまみを回して錠をあけるものです。このつまみが「サムターン」と呼ばれているパーツであることから、この手法は「サムターン回し」と呼ばれています。
 この手口の怖いところは、「カム送り解錠」と同様、いかなるピッキング対策がされたシリンダーを付けても被害に遭う可能性があるということで、これ独自の対策を検討、導入する必要がさけばれています。

 手口が指摘されはじめ初めて全国で警察庁による調査が開催された平成14年でも840件、同15年には1-10月期のみでも、さらに4134件(前年同期比では11.9倍)と、激増しています。特にマンション等集合住宅においては、平成15年の犯罪手口別割合において、ピッキングの15.1%を3.4ポイント上回っていることが確認されています。
 しかも、上記の数字は、「ドリルを使った手口」のみについての調査結果です。この手口は、代表的なそれ以外に、いくつかのアクセス法が異なるパターンがあることが知られています。

1、扉脇の明り取り窓のガラスを破壊して

 どちらかというと従来型の犯行です。特に一戸建ての住宅などはこのような形状になっていることが多く、被害にあいやすいようです。

2、ドアに付属しているパーツを破壊、撤去して

 ポスト口やのぞき眼鏡(ドアビューアー)などを破壊したり取り去ったりして、そこから手や特殊工具を挿入する方法です。ポスト壊しについては従来から見受けられる手口です。
 
3、ドアと枠の隙間を利用して

 ドアとドア枠のわずかな隙間から特殊工具を差し込んで、サムターンを操作してしまう方法です。錠と一体になったような長さが20cm程度の一般的なドアガード(隙間隠し)ではまったく問題なく突破できるようです。

4、ドアに穴を開けて

 最近、特に顕著で厄介な手口です。シリンダーの近辺に穴を開け、そこから特殊な針金状の工具でサムターンを狙う方法で、おもに集合住宅のピッキング等対策を施されている扉が標的にされます。穴の大きさも、針金が通る程度(10mmぐらい)からこぶしが通るほどまで様々です。(短時間で可能なため、圧倒的に小さい穴が多いようですが)
 この手口が問題なのは、復旧のため扉自体を交換しなければならなくなることです。費用がかなり高額になりますし、施工までの日数も2週間以上は必要となるなど、日常生活にも支障をきたします。この場合、おしゃれに、確実に塞ぐために「強攻プレート」をお勧めしています。

 これらを加味すれば、もっと被害数が増える可能性が指摘されています。ともかく、玄関を壊してでも開けようとする荒っぽい手口も、珍しくはないという状態になっていることだけは、お知り置きください。
 <なぜ、このような事件が多発するのか>

 3項の理由のひとつは、日本のドアが外開きになっていることです。
海外では内開きのほうが多いのですが、日本では居住スペース(靴を脱ぐ習慣)の問題などで、その逆が慣例になっています。しかし、これではドアの隙間が外から丸見えになり、そこからの工具の挿入の難易度から言うと、弱いと言わざるをえません。

 1項のような、割れやすいガラスなどを玄関などに多用する習慣があったことも見逃せません。今より安全な時代でも、それらを割る犯罪は多かったのですが、ほとんどのユーザーやメーカーは「運が悪い」程度に考え、改善をしようとしていませんでした。

 4項の穴をあける手口については、特に近年のマンションの扉の構造上の問題です。
防火仕様のマンションの扉はまがりなりにも鉄板製であり、一見丈夫そうに思われがちですが、じつはその板厚はたいへん薄いものでしかありません。そのため、割合に簡単な工具で、たいへん短時間で穴を開けることが可能であり、そこを窃盗団に狙われてしまうのです。
 当初は、大きな音がしないように手回しのドリルによるとみられていましたが、最近は高速回転の電気ドリルや、別のもっと簡単な工具での被害も見受けられ、穴の大きさも肥大する傾向が見受けられるようです。

<消防法、建築基準法について>

 「消防法」とは建築に関連する法規で、火災時に問題が起きないように、使用する材料や、避難ルートのありかたなどを細かに規定しているものです。また、「建築基準法」についても、建物を建てる場合に遵守しなければならない規定を数多く謳っています。これらや、他の関連法規を無視して設計することはできません。
 マンションなどの中高層集合住宅においては「2方向避難の原則」というのがあり、かならず建物の対方向に避難経路が設置されなければいけません。一般にはベランダに避難はしごなどが設置されており、それと非常階段がルートになります。それらに至る経路として各戸の玄関扉(防火区画間仕切り)があるわけです。ですから、その住戸の住人や、はしごで避難してきた他人もすみやかに外出できるよう、複雑な施錠、またはそれに類する設備は本来禁止されているのです。(ただし、マンションにおいてサムターン回し対策をしていたことについて、明確な禁止規定や指導、判断、判例の類は、現在のところ見つかっておりません。しかし、特に消防法規は大規模火災が起こるたびに原因究明や通達がなされることが知られていますので、今後何らかの動きがあることは考えられます)
 
 戸建住宅の場合はその点、問題は少ないのですが、ただ、火災時に住人の方が避難する障害になることがあります。パニック時には、通常の判断ができなくなることは、精神学的にも証明されています。たとえば室内側からもキーで施錠している場合、とっさにかぎがどこにあるかわからない、操作方法がわからないといった事態になることは、十分に予測できます。特に、お年寄りなどは顕著でしょう。これではバリアフリーには程遠い状態になってしまいます。

 建築も手がける当社としては、いくら防犯的に有効であるからといっても、本来の建築法規や使い勝手を逸脱する方法論は、関係当局の正式な通達が出ない限りはお勧めしかねると考えています。これら対策を行われたい場合は、あくまで自己判断、自己責任の範疇でおこなってください


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