ヒスイの原石は見方が非常に難しいといわれます。
しかし、何がどう難しいのか勉強しようにも適当な本もなくまた原石を見る機会も少ないという方が多いのではないでしょうか?
その様な方に少しでもお役に立てればと思い、少しばかり解説いたします。
まず初めに窓から、窓の色が良かったので買ったら中は白かった、あるいはごく一部だけだった、という事が多くあります。
左の図はヒスイ原石の断面ですが風化した表皮の下に綺麗な緑の部分があり、その下が白、あるいは灰色などいずれにしても価値が低い部分がるものです。
切断面、窓の部分とも内部の白い部分まで深くないところに注意する必要があります。
この手の窓はライトで照らした場合、他の窓からは透けて見えない所にあります。
もっと内部が見えるように切断してあればよいのに窓だけあるいは薄く切断してあるのは内部が悪いのか内部が判断できずに切るのが怖くて(価値が下がる可能性がある)してないのです。
また、ヒスイ原石にはクラックが入っているのが普通で小さな窓ですと油脂などでその部分を目立たなく出来ます。
の図はヒスイ原石に色の素であるクロムを含んだ鉱物(現地では
シンと呼ぶ)が割れ目に入り込、その周囲が綺麗なインペリアルJADEになっているものです。
シンの周辺やその下には綺麗な緑があることが多いですがその深さは容易には判断できません。
(黒い鉱石でも蛇紋岩とは違いますのでご注意)
下右は原石の外観ですが中に脈状に綺麗な緑が入っているもので窓はその脈の上に空けてあります。
窓だけで全体が緑だと判断しないことです。
極一般的なことですが窓はその石の一番いいところにあります。
それよりいい色があるなどとは決して思わないことです。
なぜ窓が少ないのか?その位置なのか?切断しないのか?推理を働かせる必要があります。
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