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オリーブ豆知識
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オリーブはキンモクセイ科の常緑樹で、イタリア、スペイン、ギリシャなどの地中海沿岸ではオリーブの畑がみごとに広がっている光景をいたるところで見ることができます。
オリーブは神から授かったものとして、古来から「平和の象徴」とされてきました。国連の旗にオリーブの枝が描かれているのも、こうした理由からです。
オリーブオイルは、母乳の成分に近いことから、地中海沿岸地方では今でも離乳食にオリーブオイルが使われています。
植物性油脂の中で、唯一、オリーブオイルだけが植物の果実から作られている油、いわば、オリーブのジュースです。
なかでも、イタリア産のオリーブオイルは法律によってその製法が厳格に定められていて、安定した評価を世界各国から受けています。
当店はこのオリーブオイルを長年取扱い、とくに厳しい目を持つプロから高い評価をいただいております。
オリーブオイルの歴史は紀元前に始まり、旧約聖書にもたびたび登場します。
製法はきわめてシンプルで、果実を圧搾するコールドプレス製法です。
この方法は今も変わらず、エキストラバージン・オリーブオイル(一番絞りのオリーブオイル)とよばれています。
風味豊かで調理から食卓用にまで使われ、イタリアのみならず、ヨーロッパでは欠かせないオイルといえるでしょう。
一方、近代科学の発達にともない、現在の植物油の抽出は化学薬品が使われています。
というのも、植物の種子から抽出する油は効率が悪いためです(今でも稀に化学薬品に頼らない大豆油やゴマ油などがありますが高価です)。
なぜオリーブオイルが昔ながらの製法を守ることができたのでしょうか。
それは、オリーブの実はその40〜60%が油分で非常に高かったためです。
また、イタリア人がオリーブオイルの風味をこよなく愛し、製法を変えることを頑なに拒んできた証でしょう。
南イタリアでは、赤ちゃんの離乳食からお年寄りまで、オリーブオイルぬきの食事は考えられないほど生活に密着しています。
また、石けんや保湿剤など、食事以外のシーンでも活躍しているのがオリーブオイルです。
本格的な高齢化社会を迎え、イタリアの元気の秘訣[オリーブオイルのある暮らし]を日本でも上手にとりいれたいものですね。
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オリーブオイルの成分
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オリーブオイルの脂肪酸組成は、全体の71%をオ
レイン酸が占めています。これは家庭で用いられ
る食用油の中で「とびぬけてオレイン酸が多く、
リノール酸が少ない」のです。簡単にいうとオレ
イン酸=一価不飽和脂肪酸。善玉コレステロール
を増やし、悪玉コレステロールを減らします。そ
のため、血液の流れがよくなり、動脈硬化などの
血管症や心臓病の予防に効果があるとされていま
す。リノール酸・リノレン酸=体内で合成するこ
とのできない必須脂肪酸。悪玉コレステロールを
減らしますが善玉コレステロールも減らしますか
ら、適度に摂取することが重要。日本人はリノー
ル酸のとり過ぎと学会で指摘されています。
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地中海式ダイエット
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地中海式ダイエットとは、地中海地方の伝統的な
食事法による健康増進のためのプログラムです。
注目のきっかけは、先進諸国で問題となっている
心筋梗塞をはじめとした心臓病が著しく少ないこ
と。とくにイタリア南部で生活習慣病(成人病)
が少ないため、いろいろと研究された結果、オリ
ーブオイルとの関連が医学的にも認められました。
いわゆる「血液がさらさらで、血管が若い」こと
が健康のしるし。たしかにイタリアでは肌がツヤ
ツヤで元気なお年寄りをたくさん見かけます。穀
物、豆、緑黄色野菜、魚と、日本の食事と共通点
が多いですから、地中海式ダイエットは日本人に
向いている健康法といえます。
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オリーブオイル上手になりましょう
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イタリアの北部ではバターを使う料理もあります
が、南下するにしたがい、完全なオリーブ文化圏
になります。日本ではどんなときにバターを使い
ますか? 例えば、パンに塗る、肉を焼く、野菜
を焼く、パンを作る。そういうシーンも、南イタ
リアではバターではなくオリーブオイルになりま
す。もちろん、揚げ物もオリーブオイルです。パ
ンにも野菜にも魚にも肉にも、何にでも相性がい
いのがオリーブオイル。また、自家製野菜ジュー
スにほんの少し加えると、風味が増しておいしく
いただけます。
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オリーブオイルの保存について
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オリーブオイルには天然の抗酸化物質が多く含ま
れています。劣化が遅く、安定している油といわ
れるゆえんです。またイタリアでは法律によって
保存料や着色料などの添加物を加えた場合、エキ
ストラバージン・オリーブイオイルという名称を
用いることはできません。もっとも歴史が永く、
ひとにやさしいオイル、それがオリーブオイルな
のです。ただし、そのオリーブオイルでも、キッ
チンのコンロのそばに置いて高温になることや、
光が苦手です。キャップもきちんと閉めてくださ
い。空気にふれることで、わずかではありますが
酸化が進んでしまいます。一番おいしくオリーブ
オイルを味わうためには、日常の料理に使って、
回転を早くすること。これはフレッシュな油で揚
げたフライがおいしいのと同じ理由によるもので
す。
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