■最新の感染症情報・トピックス
「大流行の可能性」と警告 鳥インフルエンザでWHO
世界保健機関(WHO)の尾身茂(おみ・しげる)・西太平洋地域事務局長は中国上海での記者会見で、アジアで再発している鳥インフルエンザについて、ウイルス(H5N1型)が想像より広い範囲に伝染していると指摘、「拡大防止の取り組みを強化しなければ、大流行する可能性が高い」と警告した。
WHOはアジア周辺諸国にもウイルス伝染が広がっているとみている
新型の大流行で深刻な被害予測、日本政府に危機感
【2005年11月18日】 厚生労働省は、
日本で新型インフルエンザが大流行すれば、国内で3200万人が感染、死者は17万〜64万人に上ると推計。「国民の25%が患者となりかねず、もはや社会が機能しない」(政府筋)事態に陥るとしている。世界銀行は大流行となった際の先進諸国の経済損失を約65兆円とみており、世界的な大混乱が予想される。
これまでに鳥インフルエンザによる死亡が確認されたのは中国、タイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、トルコ(2006年1月)の6カ国。早期発見が最も効果的とされる。政府が鳥インフルエンザ対策で1億ドルを超える規模の国際支援に乗り出すのは、地球規模での対策を急がなければ、同ウイルスが変異するなどして人に感染しやすい新型インフルエンザが出現、大流行し、日本にも深刻な社会、経済的被害を及ぼすと危機感を高めたためだ。
【2006年1月5日】 アジア以外でも発生、遂に世界規模の大流行の兆しか?
欧州に上陸した鳥インフルエンザの魔の手がついに人間に及んだ。イラン国境に近いトルコ東部で鳥インフルエンザに感染した二人が死亡した。アジア以外で犠牲者が出たのは初めて。
■死者急増、進まぬ対策 インドネシアの鳥インフル
【2006年7月24日共同通信社】
インドネシアで20日、鳥インフルエンザによる死者が累計42人に達し、ベトナムと並び世界最多となった。鶏を処分して感染を封じ込め、今年は新規患者ゼロのベトナムとは対照的に、速いペースで患者が増え続けるインドネシアは対策が進まず「患者発生がいつ止まるのか全く見通しが立たない」(専門家)状況だ。感染の繰り返しでウイルスが人間に感染しやすく変異すれば、被害はさらに拡大しかねない。国際機関は相次いで強い危機感を表明し始めた。
強毒ウイルス、拡散を警告 鳥インフルで国連調整官
2007年02月10日【共同通信】
【ニューヨーク9日共同】国連のナバロ調整官(鳥インフルエンザ問題担当)は9日の記者会見で、過去2カ月間に日本を含め、少なくとも10カ国で新たな高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)感染が確認され、毒性の強いウイルスが従来以上に拡散している恐れがあると警告した。
調整官によると、確認件数は前年同期より少ないが、発生場所はアジア、欧州、中東、アフリカへと広がった。と述べた。 10カ国は岡山、宮崎の両県で感染が確認された日本のほか、インドネシア、ベトナム、韓国、中国、タイ、エジプト、ナイジェリア、ハンガリー、英国。うち中国など4カ国では人への感染も確認された。
■中国で初、人から人への感染確認 2008年1月10日
中国・南京市の父子が鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染した問題について、中国衛生省は、死亡した息子から父親への感染を確認したと発表した。中国で人から人への感染が確認されたのは初めて。
オランダやベトナムなどで鳥インフルエンザの人から人への感染が確認されている。ウイルスが人から人への感染力が高い新型インフルエンザになると、世界的に流行する可能性がある。
■豚インフルエンザ:「深刻な事態」 WHOが緊急委員会
◇「警戒レベル」検討【2009年4月25日】
メキシコと米国で人への豚インフルエンザ感染が起きている問題で、世界保健機関(WHO)は4月25日夕(日本時間同日深夜)から、世界各国の専門家を電話回線で結んだ緊急委員会を開催した。WHOのハートル報道官は毎日新聞に、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルを現在の「フェーズ3」から引き上げることも検討されると語った。WHOによると、メキシコと米国の患者から検出されたウイルスはH1N1型の一種だが、人や豚のインフルエンザとして検出されたことがないタイプ。一部の薬には耐性を持つが、インフルエンザ治療薬「タミフル」は効果があるという。
■WHO警戒水準、初の「5」に 世界的大流行差し迫る
【ジュネーブ4月30日共同】新型インフルエンザの拡大を受け、世界保健機関(WHO)は29日、世界的大流行(パンデミック)が「差し迫っている」と表明、警戒水準(フェーズ)を現行の「4」から初の「5」に引き上げた。6段階のうち最悪のパンデミック「6」の一歩手前。国際的に人の移動制限などが強化され、経済、社会に深刻な影響が広がる公算が大きいが、WHOは各国政府や製薬業界、経済界に速やかな対策を講じるよう警告する必要があると判断した。ペルーでも南米で初めて感染が確認され、感染確認は30日までに、北米や中南米、欧州、中東、オセアニアにまたがる計11カ国に拡大した。
■ 新型インフル世界的大流行を宣言 警戒水準「6」に引き上げ
【ジュネーブ6月11日共同】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は11日夕(日本時間12日未明)、新型インフルエンザの警戒度を現行の「フェーズ5」から、世界的大流行(パンデミック)を意味する「6」へ引き上げると発表した。インフルエンザのパンデミック発生は、世界中で約100万人が死亡した1968年の香港風邪以来41年ぶり。
ここは落ち着いて行動することが必要です。『備えあれば憂いなし』
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