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・意外と楽しい新芽の摘採
5月には、一年かけて大切に育てた茶樹から芽吹いた新芽を、乗用型大型摘採機で摘み取ります。
(この「一年」とは5月の摘み取り後から一年間)
5月の新茶時期に摘み取りが終わった茶園は7月の2番茶に備えて、刈り落としが行なわれ、肥料が入れられます。
2番茶が終了するとその次の年の新茶期にむけての準備が進められます。
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・来年への準備
土の状態を調査する「土壌検定」をおこない、土の成分構成やph(ペーハー)を調べ、この結果を踏まえて、土作りの資材を選択し、畑に入れ、土作りの一環として30cm程度深く耕す「深耕」作業をおこない、肥料を入れます。
 
 
 
温かい時期には虫も発生しやすいので注意が必要です。
虫に少しでもやられると茶の樹は芽を伸ばせなくなってしまうので毎日毎日の変化を見逃さずに観察することが必要です。
冬を迎え、寒くなると虫はいなくなってしまうので少し気が楽になります。
そして、また春が来て気温が上がれば肥料を入れ、新芽が出やすいように刈り落としをおこないます。
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・新芽を刈る
茶園での作業は外仕事であり、雨が降る日もあれば、強風の日もあり、猛暑の日もあります。
先述の一連の苦労も新茶時に畑全体の色が鮮やかな緑色に染まっている風景を見ると吹っ飛んでしまいます。(さらに摘み取った後の茶樹も同じ色をしています。)
一年間かけて出てきた新緑の芽は本当にいとおしく、刈り取ってしまうのがもったいない・・・新茶時期を迎えるとそんな気持ちになることもあります。
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・機械化
茶業界でも機械の大型化が進んでいます。大型機械の登場により、省力化が図られ、茶の原価低減が可能となり、高品質・低価格の狭山茶が提供可能となります。少し前までは茶樹の両側で機械を挟んでもって刈り取る「可搬型茶刈り機」が主流でした。この機械だとどんなベテランや名人がやっても10cm程度は高さが違ってしまうようです。
乗用型茶刈り機は手元で高さが調整でき、5mm間隔で高さ調整が可能です。木茎(木化した茎)が混ざっておらず、きれいに刈り取られた芽はとても蒸しやすく荒茶加工しやすいものです。こうして製造された荒茶は、さらに仕上げ段階においても木茎を取り除く手間なく、「美味しさ」抽出を容易に実現できるのです。
微妙な高さを確実に調整できる乗用型茶刈り機は生葉の品質向上に一役買い、省力化によりコスト削減を、刈り取りの正確さにより品質向上をもたらしてくれています。機械の大型化というと大雑把になっていくイメージがありますが、茶業界においてはたいへんに大きな進歩と言えるのです。(特に新芽の品質確保においては)
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