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| 製茶機械の検査 |
![]() 八十八夜前になり、いよいよ新茶準備も本格化してきました。当店の製茶工場は 通常よりも長い製造工程のため事前に検査しておかねばならない箇所がたくさん あります。その中でも専門の器具などがないと正常かどうか調べられない機械類 は外部機関にお願いしてしまいます。 ![]() 製茶工程の一番最初にある「蒸し機」には蒸し胴とよばれる「筒」とその筒の中 で高速回転する「攪拌軸(かくはんじく)」があります。蒸し胴は一分間に約40 回転しますが、攪拌軸は一分間に300回転、速いときには500回転なんてい うことがあります。このスピードは目で見て数える限度をはるかに超えています。 そのため専用の計測器により回転数を計測し、制御盤の設定どおりの回転に なっているかどうかを検査します。回転している攪拌軸に計測器を設置するだけ でデジタル表示で回転がわかります。 ![]() 数多くある茶農家の中で「風速計」をもっているお茶屋さんは皆無だと思います。 風速計風の強さを計測するための機械です。製茶工程の中でもっとも「風量」が 重要となるのが、蒸し機の次の「粗揉工程」です。茶葉の水分の多いこの工程で は風の強さが品質に大きく影響します。そのため機械の背面からでる熱風が均等 に、そして制御盤の表示どおりに出ているかを検査します。風の出所を明確にす るためにチョークで区切りをつけて、各区分ごとに風を計測していきます。 ![]() 「粗揉工程」で風量と同じく大切なのが「より手」と「さらい手」の回転数です。 これらの回転と風量が茶の「しとり」にちょうどいい具合に調整されていると お茶は柔らかく、本来持っている風味を損なうことなく次の工程へと進んでい きます。茶製造の最も難しいところは一度乾燥してしまったお茶はその後の工 程ではもう直しようがないというところです。大量の風を一度に当てたために 乾きすぎたとか、揉み込みが足りないなどという場合、質の高いお茶を作るこ とは難しくなってしまうのです。そのために事前に製茶機械を検査して、製茶 中にトラブルや失敗のないように準備しています。 ![]() |
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狭山茶専門店 倭美茶美茶房
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