日本の代表的なフルーツ・みかん
●秋から春まで欠かせない日本の代表的なフルーツといえばみかんです。
みかんは、食べやすいという大きな魅力を持っているのも人気の理由でしょう。 生食や料理はもちろん、デザート、ジャム、ジュースなど広い範囲にわたって
使われています。
栄養面では、まずビタミン類があげられます。特に豊富に含まれるのはビタミンCです。
他にもカリウム、クエン酸が含まれています。
昔からよく知られているみかん風呂は、身体の芯から
温めてくれるのでおすすめです。
<選び方>果皮に張りとつやがあり、重みのあるものを選びましょう。
<保存法>冷涼な場所に保存を。あまり長く置くと、皮がしぼんだり、 香りやビタミンが失われます。
デコポン
●ちょっと間抜けな感じの名前ですが、多くの柑橘ファンを魅了し、
高級柑橘の地位を確固たるものにしたデコポン。 実は、このデコポンには、涙涙の秘話があるのです。
【デコポン秘話】
デコポンは、農水省果樹試験場の口之津支場(長崎県)で、清美オレンジ ×ポンカンの雑種として生れました。
食味は良いものでしたが、外観が良くなく、特に果梗部が三宝柑のように 肥大していた為、当時の担当者は、これを選抜の対象に取り上げなかった
のです。いわゆる淘汰品種と呼ばれるものです。
ところがこの穂木が、どういうわけか熊本県に伝わり、高接ぎしてみると、
糖度が高く、高いものは17〜18度、平均でも14〜15度と、従来の常識を
超えるものになったのです。 その上、果皮が簡単にむけ、香りが素晴らしく、種がなく、じょうのうが薄くやわらかいなど、素晴らしい内容であることが明らかになりました。
そこで早速、熊本県果実連は出荷を開始。ついにデコポンのフルーツ界へ のデビューとなったのです。\(^0^)/ その後デコポンは、各地の産地に広がり、今の地位を築いたのです。
【参考文献】北川博敏 博士著 「続・果物の商品学」
白柳ネーブル
●豊潤な香りと気品に満ちた白柳ネーブル。ちょっぴり剥くのが面倒で敬遠されがちですが、一度お召し上がりになれば、その魅力がお分かりになるでしょう。
【白柳ネーブルの由来】 昭和7年ごろ、浜名湖のほとり静岡県細江町伊目の加茂吾郎氏が、ワシントンネーブルの枝変わりから大玉の果実がなることを発見しました。加茂氏は大玉果と豊産性に着目し増産を計画。
しかし戦時中のことで増殖できず、軍隊にその原木を伐採されたのです。幸い、原木から譲られた穂木を高接ぎした一樹が、同町伊目の白柳辰雄氏の所で生き残りました。
白柳氏はこのネーブルを増殖し、栽培技術を確立したのです。これが白柳ネーブルです。品質が優れているため、細江町のみならず、全国的に栽培されています。
【参考文献】岩政正男著 「柑橘の品種」
<保存法>そのままの状態でも保存がききますが、1個1個新聞紙に包み、風通しのよい低温(3〜5℃)のところに置くと、更に日持ちがします。ただし、長い期間、または高温状態が続くと、果汁が少なくなりますので、ご注意ください。
<食べ頃>果皮がしっとりとした頃が一番美味しい食べ頃です。
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