| ・原料米
酒造好適米の「山田錦」と「五百万石」をそれぞれ精米歩合50%まで磨いて使います。麹づくりに使うのは山田錦です。米粒が大きく、心白と呼ぶ米の中心部は不透明でうるんだようになっており、デンプンが粗く詰まっています。蒸した米粒の中まで麹菌を食い込ませた突破精型の麹を造りやすく、米のデンプンやタンパク質の分解を適度にバランスよく進めるもとになっています。もろみの仕込みに用いる五百万石は、まろやかで比較的すっきりした酒に仕上がり、山田錦同様、大吟醸酒や吟醸酒を造るのに適した米といわれています。
・発酵期間
一般酒の場合は20日ほどですが、鳳麟純米大吟醸は約35日かけて、もろみを熟成させます。発酵温度は6度から11度の低温で経過させます。ブドウ糖をアルコールに変えるはたらきをする酵母にとっては過酷な低温で、長期間かけてゆっくり発酵させることによって、香りと風味がじわじわと醸し出されていきます。
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