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降り注ぐ太陽と適度な降雨、何よりも公害や汚染とは無縁の清浄な大地。南半球にあるオーストラリアは、世界の国々からラッキー・ワイン・カントリーと呼ばれ、熱いまなざしを注がれているワイン新大陸。今、人気のニューワールドワインの中でも最も注目を浴びている生産国です。
オーストラリアのワイン用葡萄の栽培地は、南緯30度〜43度までの広大な範囲に及んでいて、ヨーロッパ種の最良の葡萄がそれぞれの適した気候のもとに栽培されています。そこでは葡萄は十分に育ち、葡萄畑にあてる土地はヨーロッパでは夢想だにできないほどのスケールの大きさで手に入ります。そして、病害に侵されてない葡萄を毎年大量に収穫出来るので、ワイナリーでは常に経済的で安定した量の原料を得ることができるという、好条件がそろっているのです。
また、気象条件の他にワインメーキングの研究水準の高さも、オーストラリアのワイン産地としての利点のひとつです。夏の高温は、葡萄が健康な状態で熟すためには極めて望ましいことですが、ワインを造る段階になると今度はその高温が様々な悪条件として働くことになります。
それを克服するための研究の成果として、非常に広範な冷却装置の利用、気温の低い夜間の機械力による葡萄の取り入れなどが、現在オーストラリアでは広く行われ、また、果汁や瓶詰め前の若いワインの取り扱いも研究の成果に基づいて極めて慎重に行われています。
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