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南半球のワイン産地の中で最も急速に発展を遂げて、そしてワインの品質が目覚しく向上しているのがニュージーランドです。オーストラリアに比べてその歴史は短く、過去30年間でぶどう栽培の作付面積は15倍以上に増え、輸出が占める割合も高く、今後の発展が十分に期待できる国と言えます。
ワイン産地は南北二つの島に分かれ、赤ワイン造りは北島に集中し、南島で白ワイン造りが盛んに行われています。
偏りが見られるのも、1000キロも離れている南北両島の気温差がフランス北部と北アフリカほどもあるということからも分かります。その北島を代表する産地が温暖なホークスペイでしょう。特にカベルネ・ソーヴィニヨンなどの品種から素晴らしい赤ワインが生産されています。逆に冷涼な南島のマルボロではソーヴィニヨン・ブランやシャルドネ、ミュラー・トゥルガウなどの品種から素晴らしい白ワインが、そしてピノ・ノワールから軽くチャーミングな赤ワインが生産されているのです。
二つの島の気温差がニュージーランドのヴァラエティに豊富さを与え、世界中の主だったぶどう品種を楽しむことが出来ます。
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