中部イタリアのトスカーナ州と並ぶ高品質ワインの産地です。ともに背後に山岳地があり、昔から野獣・野鳥の肉料理に合うワインが造られています。イタリア版「ワインの王様」の別名があるバローロやバルバレスコの他、ネッビオーロ種からつくられるワインや、ドルチェット種、バルベラ種のワイン、伝統的なアルネイス種から造られた爽やかな辛口白ワインが有名です。
この州の地方料理は肉料理が中心で、そのため伝統的な赤ワインが多い。イタリアの赤ワインの代名詞に近いキャンティには 若飲みタイプのキャンティ、熟成させて飲むキャンティ・クラッシコがあります。ブルネッロディ モンタルチーノ。ヴィノノビレ ディ モンテプルチアーノな どイタリアの高品質ワインを代表する名酒がひしめきあっています。
ローマ時代からの有名なワイン産地。金融と工業の中心地ミラノが州都。大都市を抱えてワインの消費量も多いです。
「ロミオとジュリエット」の舞台として知られている主都ヴェローナの町があるこの土地は平野と海からなり、 野獣・野鳥の肉に向くような偉大な赤ワインではなく、中程度にコクのある赤のヴァルボリチェッラ、軽い赤のバルドリーノ、イタリア 辛口白ワインの代名詞ソアーヴェを産しています。ソアーベとはイタリア語で「優雅な」という意味をもっています。
イタリアの中央部に位置し、アドリア海に面しており、山地や丘陵が州の面積の殆どを占めています。 独特のボトルに入ったヴェルディッキオが有名です。
ローマのあるラツィオの南に位置し、ナポリのある州です。またポンペイを灰で埋め尽くしたヴェズーヴィオ火山がそびえ、 バローロ、バブバレスコとの三長兄として讃えられた名醸地「タウラージ」の赤ワイン、キリストの涙という名の「ラクリマクリスティ」が有名です。
州の2/3が山岳地帯、残りの1/3が丘陵地帯というぶどう栽培に適した自然環境に恵まれています。この地方では、近年一部の生産者が高品質のワインを造るようになり、世界的な品評会で賞を取るなど高い評価を得るようになりました。
イタリア北東の端、スロヴェニアとオーストリアに国境を接する州です。高品質の白ワインの産地として注目され、国際的な評価も高いです。
イタリア半島から離れ、地中海にぽつんと孤立している島。日本の四国とほぼ同じ面積をもち、美しい海岸と1800m級の山と広々とした平原からなり、紀元前3000年のワイン用の石桶や遺跡が残る歴史の島です。白ワインの生産が多い事で有名です。
イタリア半島のブーツの”かかと”にあたる州。ワインの生産量は多く、シチリアについで国内第二位。
イタリア半島の土踏まずに当たる州。 葡萄栽培の歴史は古く、ギリシャから 最初に葡萄が移植された土地のひとつアリアニコ種で造られる力強い赤ワインが有名です。
かつてギリシャ、アラブ、ノルマン、スペインなど様々な異民族たちの文化的洗礼を受けた地中海最大の島。ワイン生産量はイタリア第一位。イタリアワイン改革の波はここで劇的な展開を見せ、時代の先端を誇る品質を備えつつあります。
アドリア海に面した山岳地の小さな州。ワイン造りは古代から行われており、温和なアドリア海の気候や丘陵地帯の土壌はワイン造りに好条件です。