新潟県栃尾市南部の守門村との境界付近は、杜々の森と呼ばれ、
昔から「大山祇」の神を祭る女人禁制の霊地として受け継がれ、ま
た水源涵養林(すいげんかんようりん)や干害防備保安林として保
護されてきたためブナ、オウノキ、ケヤキなどの高木が茂り、アオ
バグズ、ブッポウソウ、アカショウビンなどの野鳥をはじめ豊かな動
物相をもつ森として残っています。
このうっそうとした木々の間から、夏の渇水期でも水量豊かな清水
が湧き出して澄んだ流れをつくっています。
この湧水は水田の灌漑用水や飲料水として利用されている他、豪
雪地帯となる冬には道路に水を流して融雪にも用いられています。 | |
ここ栃尾市は、戦国の武将「上杉謙信公」ゆかりの地で、戦国の昔から
長尾景虎(後の上杉謙信公)が「座」をつくり、米作をおおいに奨励し、盛
んに取り組まれてきた地域です。その上杉謙信公の元服名「景虎」にち
なんで、酒名を「越乃景虎」と命名されています。
越乃景虎の一番の特徴は、なんといっても「水」です。
景虎の仕込水に使われている水は、環境庁から全国名水百選にも指定
された「杜々の森の清水」。そこから湧き出る清水はまれに見る細やかな
超軟水で、景虎の特徴である、「辛口でありながら辛さを感じないサラリと
した優しい飲み口」の酒に仕上がっています。 |