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脱ピンクで選ぶ雛人形。ベージュ・くすみカラーで叶える大人シックな初節句

公開日:2026/01/14 更新日:2026/01/16
「女の子=ピンク」という固定観念にとらわれる必要はありません。 最近はインテリアに調和する「くすみカラー」や「ベージュ基調」の雛人形が急増中。 節句人形アドバイザーの視点から、地味にならず上品に飾れる、大人のための雛人形選びをご提案します。

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  • 「ピンク以外」が選ばれる理由

    かつて雛人形といえば「赤の毛氈(もうせん)」に「朱色やピンクの衣装」が定番でしたが、令和の今は選択肢が大きく広がっています。 ....... その背景にあるのは、住宅事情の変化です。 ホワイトやグレー、ナチュラルウッドを基調とした現代のリビングにおいて、伝統的な極彩色は時として「浮いて」しまいがちです。 ....... 私たち人形屋ホンポでも、「出しっぱなしにしてもインテリアの一部になるようなお雛様が欲しい」というお声を多くいただきます。 ママ自身が「素敵だ」と心から思えるデザインを選ぶことこそが、毎年飾りたくなる、つまりはお子様の健やかな成長を願う時間を増やすこと(エンリッチメント)に繋がるのです。

    ベージュ・グレージュの魔力

    「地味に見えないか心配」という声も聞かれますが、実はベージュやグレージュといったニュアンスカラーこそ、素材の良し悪しがはっきりと出る「上級者の色」です。 ....... 派手な柄でごまかしが効かない分、私たちは生地の織り(ジャガードや金襴)や、シルクの光沢感、木目込み人形であればボディの曲線美に徹底的にこだわります。 ....... 淡い色は光を優しく反射し、お人形のお顔をより明るく、柔らかく見せる効果もあります。 特に、アイボリーやサンドベージュの衣装は、優雅で洗練された「大人かわいい」雰囲気を演出するのに最適です。

    地味に見せない飾り方のコツ

    落ち着いた色味のお人形をより引き立てるには、台座や屏風(びょうぶ)のコーディネートが重要です。 ....... おすすめは、ウォールナットや白木(しらき)など、天然木の風合いを活かした飾り台です。 黒塗りの台よりも圧迫感がなく、ナチュラルな温かみをプラスできます。 ....... また、お花(桜橘)の代わりに、ドライフラワー風の落ち着いた色味のアートフラワーを添えたり、屏風を麻の葉模様の組子細工にしたりすることで、伝統とモダンが融合した「ネオ・クラシック」な空間が完成します。

    自社ブランド「ひなまり」の提案

    私が手掛けるオリジナルブランド「ひなまり」では、まさにこの「くすみカラー」を積極的に取り入れています。 ....... 伝統的な有職文様(ゆうそくもんよう)をベースにしつつも、配色は現代のトレンドカラーである「ペールトーン」や「アースカラー」を採用。 コンパクトな木目込み人形ならではの愛らしさと、大人の女性が好むシックな色合いを融合させました。 「ピンクは苦手だけど、可愛らしさは残したい」というママには、くすんだラベンダーやミントグリーンなど、甘さを抑えた寒色系パステルも人気です。

    名前旗も「くすみ色」で統一

    お雛様の横に飾る「名前旗」も、最近は赤やピンクだけではありません。 ....... ベージュやグレーの生地に、白やゴールドの糸でお名前を刺繍した「ニュアンスカラー名前旗」が登場しています。 お雛様本体の色味とトーンを合わせることで、飾り全体に統一感が生まれ、より一層洗練された印象になります。 ....... 脇役と思われがちなアイテムですが、ここをこだわるだけで「写真映え」が格段に変わります。ぜひトータルコーディネートを楽しんでください。

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    更新日06/14(06/07〜06/13集計)

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