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次女の雛人形は共有NG?プロが教える「二人目の選び方」と解決策

公開日:2026/01/16 更新日:2026/01/16
こんにちは、人形屋ホンポの成嶋です。 「お雛様は一人一飾りが原則」と聞くと、次女の分はどうしようと悩みますよね。 今回は、伝統的な意味合いを大切にしつつ、現代の住宅事情に合わせた「二人目の選択肢」を、プロの視点でご提案します。

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  • そもそも「共有」はなぜNG?

    節句人形アドバイザーとして最も多く受ける質問の一つがこれです。 「お姉ちゃんの立派な段飾りがあるから、妹もそれでいいのでは?」というお悩みですね。 結論から申し上げますと、雛人形の本来の役割は「その子の身代わりとなって厄災を引き受けるお守り(ひとがた)」です。 .................................................. 神社のお守りを想像してみてください。「お姉ちゃんのお守りを妹にも使い回す」ことはあまりしませんよね。 それと同じで、伝統的な考え方では「一人一飾り」が基本とされています。 しかし、これはあくまで「原則」。 絶対に共有してはいけないという法律があるわけではありません。大切なのは、ご家族が「妹の健やかな成長を願う心」をどう形にするか、ということです。

    場所がない!現実的な「追加」の選択肢

    「意味はわかるけれど、マンションに二つも飾る場所がない!」というのが現代のリアルな悩みです。 そこで私がよくご提案するのは、お姉様の親王飾り(お殿様とお姫様)の横に、次女ちゃん専用のアイテムを追加する「合わせ技」です。 .................................................. **おすすめの追加アイテム** 1. つるし雛 天井やスタンドから吊るすタイプ。 場所を取らず、空間が華やかになります。 2. 市松人形 伝統的に「次女の雛人形」として贈られることが多いお人形です。 3. 名前旗 刺繍でお名前が入った旗。 これだけでも「私だけのもの」という特別感が生まれます。 これなら、メインのお雛様は「姉妹を見守る存在」として共有しつつ、それぞれの守り神も確保できます。

    姉妹で並べる「超コンパクト」という手も

    もしスペースに少しでも余裕があるなら、やはり小さくても「その子だけのお雛様」を用意してあげるのが、私としては一番のおすすめです。 最近は、横幅30cm未満の非常にコンパクトな雛人形が増えています。 特に、弊社で力を入れている「ひなまり」シリーズのような木目込み人形は、コロッとしたサイズ感で場所を取りません。 .................................................. 例えば、お姉様が衣装着(着せ付け)の雛人形なら、妹様は木目込み人形にするなど、あえて種類を変えるのも素敵です。 二つ並べても玄関棚やタンスの上に収まるサイズであれば、姉妹それぞれが「これは私の!」と愛着を持てるようになります。"

    喧嘩にならない?姉妹独自の楽しみ方

    「二つあるとどっちが良いかで喧嘩になりませんか?」と聞かれますが、実は逆なんです。 自分専用のお雛様があることで、「私のお雛様も飾らなきゃ!」という責任感と自尊心が芽生えます。 .................................................. **プロおすすめの選び方** ・色違いにする お姉ちゃんは赤系、妹ちゃんはピンクやベージュ系など、テーマカラーを変える。 ・お顔で選ぶ お姉ちゃんはキリッとした美人顔、妹ちゃんはふんわり可愛いお顔。 それぞれの個性に合ったお人形を選ぶプロセス自体が、ご家族の素敵な思い出になりますよ。

    【補足】将来、嫁入り道具としてどうする?

    最後に、少し気の早い話ですが「将来」のことも考えてみましょう。 昔からの風習では、女性が結婚して家を出る際、自分の雛人形を「嫁入り道具」として持っていくことがあります。 もし姉妹で一つのセットを共有していると、将来どちらが持っていくかで悩んだり、あるいはどちらも持っていけずに実家に残されたまま…ということになりかねません。 .................................................. 将来、娘さんが新しい家庭を築くときに「これは私が守ってもらったお人形」として持たせてあげられるよう、小さくても良いので個別の「マイ雛」を用意してあげることは、親御さんからの素晴らしい「エンリッチメント(心の贈り物)」になるはずです。

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