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医療機器メーカーがお伝えする血圧のおはなしpart1

公開日:2026/03/16 更新日:2026/04/06

1.血圧って何?

「血圧」とは、心臓から送り出された血液が、血管の内壁を押す力(圧力)のことをいいます。 例えば、水道のホースにたくさんの水を流すと、ホースが張りつめた状態になります。この時、ホースには高い水圧がかかっています。また、ホースのどこかを押えつけて水が流れ難い状態にした時には、少ない水の量でも、そこから後ろのホースは張りつめた状態になります。これと同じように、血圧も心臓が送り出す血液の量(心拍出量)と、それを流す血管の通りづらさ(末梢血管の抵抗)などの要因で決まります。

2.血圧で何がわかるの?

血圧の高い低いによって、さまざまな病気になる(なっている)可能性を知ることができます。 血圧計で血圧を測らない限り、自分の血圧が正常かどうかを知ることはできないため、なるべく短い周期で定期的に測ることをお勧めします。 また、せっかく早い段階で血圧の異常を発見することができても、自覚症状がないことからと放置してしまう方も少なくないようです。血圧の異常は体に何らかの問題が起こっている(起こりつつある)というシグナルです。異常のあった際は、速やかに専門医の診察を受けることをお勧めします。 高血圧の場合 心臓から出て行く血液を運ぶ動脈には、心臓から血液が押し出される度に大きな圧力がかかります。高血圧の場合、通常よりも高い圧力が血管にかかり続けることになります。この状態が長年続くと、血管の内壁が荒れて分厚くなってしまい、血管の柔軟性(弾力性)がなくなります。これが動脈硬化と呼ばれる症状です。 その他、血管の内壁が荒れて分厚くなることで、血液の通り道が狭くなり、血液が流れ難くなるため、その動脈から運ばれてくる血液を頼りにしているからだの組織は、酸素が不足してしまいます。また、動脈が狭くなってしまうことで、血の塊(血栓)ができ易くもなります。血栓が動脈を完全に塞いでしまうと、その血管から酸素や栄養が届かなくなったからだの組織は死んでしまいます。こうして死んでしまった心臓や脳の部分のことを「梗塞」と呼びます。一般的によく耳にする心筋梗塞や脳梗塞がこれにあたります。 高血圧が長く続くと下記のような病気に発展する可能性があります。 ・脳卒中(脳出血/脳梗塞) ・心臓病(狭心症/心不全) 低血圧の場合 低血圧は、主に「本態性低血圧」「起立性低血圧」「症候性低血圧」の3つに分類されます。 ・「本態性低血圧」は、原因が特に無く血圧が常に低い状態で、めまい、頭痛、耳鳴り、肩こり、倦怠感、不眠等、様々な症状を起こします。 ・「起立性低血圧」は、横になった状態から急に立ち上がったり、長時間立ち続けたりすることで血圧が下がり、立ちくらみやめまい等の症状を起こします。 ・「症候性低血圧(二次性低血圧)」は、何らかの病気が原因で血圧が下がっています。

3.血圧を決める主な5つの要因

血圧を決める主な要因は大きく以下の5つに分けることができます。 ・心拍出量 ・末梢血管抵抗 ・循環血液量 ・血液の粘着度 ・大動脈の弾力 それぞれについて解説いたします。 ・心拍出量 心臓が1回の拍動(ドクンと収縮する動き)で、血液を送り出す量のことを「1回拍出量」といい、一般に1分間に血液を送り出す量のことを「心拍出量」といいます。1回の拍動(血液を送り出す量)が強い程心拍出量が増え血圧が上がります。 ・末梢血管抵抗 末梢血管(毛細血管)に血液が流れ込む際に受ける抵抗が強い場合、血液が流れ難くなるため、血圧が上がります。また、1回の拍動を強くすることで末梢血管に血液を流そうとするために、血圧が上がります。
・循環血液量 体の中を循環している血液の量が減ると血圧が下がります。逆に量が多いほど血圧は上がります。 ・血液の粘着度 血液は血漿(けっしょう)と呼ばれる液体成分と、赤血球などの固形成分からなっています。固形成分の割合が増えてしまうと血液に粘り気が出てしまうため、流れ難くなってしまいます。また、1回の拍動を強くすることで血液の流れをスムーズにしようとするために、血圧が上がります。
大動脈が動脈硬化(血管の弾力性が失われて固くなったり、コレステロールなどが血管内に沈着して血液の通り道を狭くしたりする症状)等によって血液が流れ難くなるため、血圧が上がります。 ※ページ内文書参考:厚生労働省 e-ヘルスネット 最後までお読みいただきありがとうございました! 全4種血圧に関するコンテンツページをご用意しております。 弊社他血圧計商品ページに掲載ございますので、ご拝読ください。