高齢の母 一人暮らしの母 祖母、おばあちゃんへの誕生日プレゼント
公開日:2025/03/27 更新日:2025/04/25ペットの写真を使ったオリジナルグッズ。
私たちニットの職人が心を込めて作成しています。
本日ご紹介するのは
ご高齢の母や、一人暮らしのお母さんやおばあちゃんへのプレゼントにご利用頂く例と、その背景をご紹介します。
私もアラフィフ(ちょっと古い表現)となり、母も高齢になりました。
年を取ると欲が無くなる人もいるらしく、
母も「物はいらない」が口癖。
でも食べることは好きですから、
贈り物はいつもスイーツやフルーツが多いです。
好きな和菓子がいくつかありますし、
また私たちが見つけた美味しいスイーツがあれば
母の誕生日や母の日などに贈るようにしています。
このように好みがある人は良いですが、
そうでない場合もあるようで、
若いうちは必要な物もありますから実用品などを贈ることも出来ますが、
高齢になると徐々に何を贈ればいいのかわからなくなるそうです。
そこで、お客様はこのように考えられるそうです。
『ペットを飼っているので、
ペットのグッズを贈りたい』
年をとってもペットを飼うことは良い事だそうで、
世話をする事で自分が誰かに必要とされている認識が持てますし、
体を動かさなければいけませんし、
犬だったら散歩にも行きますし、
心身にとって良いことがたくさんありますよね。
その気持ちを大切にした贈り物が
ペットの写真で作ったオーダーグッズです。
お客様からよくこんな話を聞きます。
『高齢だから、もうペットは飼えないの。』
しかし私の知人で、ペット保護活動をしている獣医さんはこうおっしゃっていました。
その考えは違いますよ。
元気な若い人でも明日何があるかはわかりません。
もちろん責任は伴いますが
飼いたいと思えば飼ってあげて下さい。
その言葉は私の心に響いています。
実は私の義母(妻の母)は70歳半ばを過ぎて一人暮らしですが、
妻の兄弟で義母の好きな小型犬をプレゼントしました。
義母はずっと犬を飼っているのですが、
数年前に亡くなり、
その数か月後の事でした。
一人だし、高齢だし、大丈夫かな?
という声もあったのですが、
何かあった時は私たち夫婦は近くに住んでいますし、
義母が寂しくなるといけないですから
思い切って飼い始めたという次第です。
結果は大成功。
ペットに関するプレゼント(首輪や洋服や迷子札チャーム等)を
私は何度かプレゼントし、
日々楽しいペットライフを送っています。
おそらくお客様の中でも似た境遇の人が多いのでしょう。
ご注文の際に頂くメールに、このように書かれている事があります。
---------------
一人暮らしをしている実家の母へ、
もう高齢なので贈り物に困るのですが、
犬を飼っているので、愛犬のオーダーニットを贈りたい。
------------------
我が家と境遇が似ていることもあり
私は義母を思い浮かべつつ対応するのですが、
やはり一人暮らしをさせるのは心配ですよね。
同じ心配を抱える者同士、
時にはお悩みを聞きながらデザインの打ち合わせをしたりしています。
高齢者がペットを飼うことが
逆に問題になることもあるようです。
すぐに思いつくのは、飼い主の死後にペットをどうするのか
という問題です。
これはとても重要な問題ですので
生前に考えておかなければいけないでしょう。
自分に何かあった時に
すぐに誰か(家族や近所の)人に連絡が行くようにしておくこと。
そして、その後ペットをどうするのか。
誰が面倒を見るのか、と言うことです。
もう一つ問題があるそうで、
それは、ペットがいるからと言って
飼い主さんが病院に行かないのだそうです。
病院に行くと入院させられるのがわかっている。
そうなるとペットを面倒見る人がいない。
もう先も短いので、
残りの人生を1日でも多くペットと一緒にいたい。
と言うことがあるそうです。
誰か身内の方が近くにいる環境が欲しいですが、
社会的な問題化もしれませんね。
親とは不仲で、
ペットの話が唯一の話題。
そんなケースもあるようです。
親と話が合わないという人もいるでしょう。
素直になれず、
大人になっても、いつもけんかしてしまう。
でも感謝はしているけど素直に言えなくて
実家に戻れば結局会話はペットの話だけ。
感謝の気持ちだけは伝えたくて
誕生日プレゼントを毎年贈り、
ペットに関するものをいつも選ぶという人も多いです。
今年は何を贈ろうかな?
検索しているうちに当店を見つけ、
ニットの温もりを感じてほしくて決めて下さるのが嬉しいです。
私は客様とメールやLINEでデザインの打ち合わせをさせて頂き、
一緒になってひとつの作品を作り上げていきます。
お客様との連絡の中で、
作成するペットがすでに亡くなっている事を教えて頂くときもあります。
唯一の同居人であったペットが亡くなり、
お母様が一人になってしまった。
その母に元気になってほしくて
毎日抱っこできるようにクッションを作ってほしいというご依頼が時々来ます。
お届け後にはお母様から直接当店へ
お礼の電話を頂くこともあるのです。
どうやって電話番号を調べたのかわかりませんが、
とにかく直接お礼を言いたかったとのこと。
最初は不備があったのかと思ったりもしたのですが、
皆さまが喜んで下さっていて嬉しい限りです。
製作よりもお客様の電話やメールに時間を取られることもあるのですが、
私はそのお話を聞く時間を大事にしていて、
ご利用シーンを想像しながら作成しています。
お母さんへ普段言えない(言えていない)感謝の気持ち、
こんな時こそ文字にして伝えてみませんか?
恥ずかしければメールで私に送って頂ければ
当店でパソコン入力して
商品に同封させて頂きます。
作成のもとになったお写真入りの
オリジナル便箋です。
便箋だけでも好評ですよ。
お誕生日おめでとうの一言でも良いですし、
長い文章でも対応出来ます。