編み物で作る
うちのペットオーダーニット。
私たちは糸を編み、
ペットのお写真そっくりに
ニットクッションや
ニットブランケット等を作っています。
飼い主様への誕生日プレゼント
に使われることも多いですので、
今日は
『一生忘れない誕生日プレゼント』
についてお話してみたいと思います。
こちらが編み物で作った
ペットオーダーグッズ。
ペットを飼っている友達や恋人、家族へプレゼントした、
というお客様からこんなご感想が届いています。
●今までのプレゼントで一番喜ばれた!
●一生大事にすると言われた!
●自分もすごくうれしかった。
ところで、皆さんは今までもらったプレゼントで
一番嬉しかった物って、覚えていますか?
毎年お祝いをしてくれる人がいても、
去年、一昨年、その前の年・・・と、
毎年何を貰ったか覚えている人は少ないかもしれません。
今までもらったものを全部言えますか?
私は先日、自分の誕生日を家族から祝って頂きましたので
今までもらったプレゼントを思い返してみました。
すると、妻と出会って9回目の誕生日なのですが、
過去8回のプレゼントを思い出すことが出来ました。
でもすぐには出てこなかったのです。
色々思い出し、10分くらい考えて
思い出した時に当時(もらった時)の記憶がよみがえりました。
意外と生活の中に馴染んでて、
「そういえば、これ誕生日プレゼントでもらったんだ」
と言う物もあり、
それはそれで嬉しい事でもありました。
一番嬉しかった物、と言うのは無く、
それぞれに嬉しさがあり、用途(使用目的)もあり、
おねだりしたものもあり(笑)
思い返すと楽しい誕生日を過ごさせてもらっています。
さて、それではここから本題に戻ります。
お客様からのご感想。
「プレゼントしたら
一生大事にすると言われました。」
この言葉から数年たったお客様は
本当に覚えていてくれるでしょうか。
作品作りは20年続けていますので
一番長いお客様は貰ってから20年経っていることになります。
でも、私は忘れるはずがなかろうと思っています。
その理由の1つは
自分が大好きなうちの子(ペット)がデザインされているからです。
自分のペットの存在を忘れることはないでしょう。
クッションであればソファなどに飾ってあるでしょう。
ひざ掛けは毎日使っているかもしれません。
もったいなくてタンスにしまっているという人も、
時々広げて見ているのではないでしょうか。
そんなプレゼント、忘れないですよね☆
商品そのものの価値ではなく、
ペットを愛する大きさ。
これが喜びの大きさとなり、
忘れることは無いのだと思います。
感動が大きいほど、その記憶は忘れにくくなると思います。
私も忘れられないプレゼントがあります。
私の誕生日プレゼントに何が欲しいか妻から聞かれた時がありまして、
その時一番欲しかった物をおねだりしたことがあります。
私は当時、ブーツが欲しくてYoutubeなどで紹介動画をよく見ていました。
そこでダメもとで
「○○のブーツ」
とリクエストすると、地元の靴専門店(○○のブーツ正規取扱店)に一緒に見に行ってくれたのです。
そしてちょっと高額なブーツでしたが、プレゼントしてくれました。
過去にもらったプレゼントを思い返した時、
一番最初に思い出したのがこのブーツでした。
嬉しさと、満足感と、高かったことによる申し訳ない気持ちと、
色々な感情が詰まったブーツです。
時々磨いたり、ワックスを塗ったりしています。
当店の作品をプレゼントでもらったという人も、
もしかしたら一番最初に思い出してくれるのは
ニットクッションだったり、ブランケットだったりするかもしれません。
そう思うと私も嬉しい気持ちになりますし、
身の引き締まる思いもあります。
時には亡くなったペットのメモリアルグッズを
誕生日にプレゼントしたいというご依頼もあります。
ペットを亡くされた時は
誕生日のお祝いなんて出来る気分ではないかもしれません。
でも、そのプレゼントが
亡くなったペットの思い出だとしたらどうでしょうか。
これこそ、一生忘れられないプレゼントになるかもしれません。
私たちはペットたちからの贈り物という気持ちで
作品作りをしています。
その気持ちが届けば尚嬉しいです。
プレゼントをもらった時、
何かを貰えた嬉しさもありますが、
心の底ではお祝いしてくれた相手の気持ちを
一番嬉しく思っているのではないでしょうか。
●これは○○ちゃんにもらったの。
●これは去年の誕生日にもらったもの。
嬉しいものは、そんな風にその時のことを覚えていると思います。
それは、相手の気持ちに感謝しているからだと思うのです。
そうでなければ、いつ、だれにもらったかは記憶から薄れていくでしょう。
誕生日プレゼントには何が良いかな。
あの人が好きな物は何?
そうだ、ペットを飼っているから、ペットに関するものにしよう。
その気持ちが喜ばれていると思うのです。