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and 〜 日本酒ができるまで vol.4

公開日:2026/04/28 更新日:2026/04/30
源三屋店長タナカです。 酒造り体験録 vol.4です。いよいよ最終回の上槽〜仕上げ編です!約1ヶ月にわたり育ててきたお酒がいよいよ完成の時を迎えます。

7. 上槽

いよいよお酒を搾ります! もろみは白く濁った状態ですがこれを上槽(圧搾)することでお酒(液体)と酒粕に分けていきます。 今回は酒袋に入れたもろみを吊るす「袋吊り」と、あさ開の一般的な機械による上槽を行いました。

店長タナカ体験コメント

今回「純米吟醸 and 雫酒生原酒」のお酒を袋吊りで搾りました。 まずは醪を入れる酒袋を洗浄しました。 酒袋1枚ずつ何度も何度も繰り返し丁寧に洗浄し、脱水して準備しましたが、こんなに繰り返し洗浄していることに驚きました。 清潔に保つ為、雑味のない美味しい日本酒を造るために、洗浄もしっかりしていることを実感しました。 袋吊りで上槽するにも準備の段階で労力も時間もかかることを知りました。
そして、いざ上槽! これまでにも袋吊りの上槽は何度か見学したことがあり、醸造チームからも袋吊りでの上槽は重労働で手間暇もかかり、大変と聞いてはいましたが、実際に自分が袋吊りの上槽を初体験して改めて大量生産は難しいと痛感しました・・・(>_<) まず雫酒を搾るには人数が必要なこと。あさ開では醸造チームフルメンバーで対応しました。 タンクを混ぜ続ける人、ホースを持つ人、酒袋をセットするひと、酒袋を縛る紐と受け皿となるタライを持つ人、袋吊りタンクに縛りながら吊るす人など、なるべく空気に触れさせないためスピード勝負。 それぞれ役割分担して無駄な動きがありませんでした。 阿吽の呼吸を合わせ、次々に醪を吊るしていきました。その雰囲気は息を吞むような気迫を感じました。 私も酒袋の重さを体験しましたが、1つの酒袋の重さ約10キロあり、持ち上げるのも一苦労で、手の力がだんだん無くなってきました。(T_T)プルプルプル・・・ 吊るされた酒袋の醪から自然の重力だけで滴るお酒を貯めるのですが、最初はちょろちょろと白く濁ったお酒がタンクから出てきたので、この荒走りの部分は別にして、その後、しばらくしてから澄んだ色合いに変わり、この最も味・香り・バランスが整っている部分の中汲み(中間)だけを一斗瓶(18L)に貯めました。 一斗瓶(18L)に貯まるのも一時間近く時間がかかりました。一斗瓶採れても720ml換算で25本。 一度に量も採れない上に手間暇もかかり、かなりの重労働。そして雫酒を貯蔵している氷室のスペースに限りがあること。 雫酒が希少と言われる理由を身に染みて感じました。

店長タナカ体験コメント

今回「純米吟醸 and 無濾過 生原酒」と「純米吟醸 and 無濾過」のお酒をやぶたで搾りました。 発酵タンクからホースを繋いで、やぶたへ移動させましたが、この経路を通ってやぶたへ運んでいるんだ!と新たな発見がありました。 たくさんのろ板とろ布が何枚も並んだやぶたに、発酵を終えた醪を送り込み、醪・空気・醪・空気のように交互に入って、空気の板の部分を少しずつ膨らませて圧力をかけて搾りました。 搾ったばかりの状態は、日本酒本来の自然な黄色みが確認できて、みずみずしくフルーティーな香りもしました。 ついに日本酒ができたことの感動をしみじみ感じました。 とにかく精一杯にガンバリマシタ(-_-)>ビシッ 新しい挑戦から生まれた味わいを、ぜひ一度お楽しみください♪ この一杯が、あなたの時間を少しだけ豊かにしてくれたら幸いです(-人-)

8. 瓶詰め・仕上げ

こうして上槽したお酒は瓶詰め工程に進みます。 雫酒、生原酒、一度火入(夏発売予定)それぞれラベルなどの仕上げを行い皆様の手元へお届けいたします。

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  • 更新日05/11(05/04〜05/10集計)