スクスクダイズは離乳食初期(生後6か月ごろ)から使えて、離乳食の風味づけや、赤ちゃんの栄養補給にぴったりな栄養きな粉です。
福井県産大豆や18種類の国産雑穀から作られており、タンパク質や鉄分、カルシウムなど、赤ちゃんの栄養補給に役立ちます。
スクスクダイズを初めてあげるときに気を付けたいことや、離乳食初期にあげてよい量について知っておきましょう。
お粥や野菜に食べ慣れたころから食べさせるようにし、初めて与えるときは少量から試しましょう。
スクスクダイズの原料となる大豆は、食物アレルギーの原因となることがあり、万が一アレルギーがあった場合、たくさん食べると症状が強く出る恐れがあります。
スクスクダイズを初めて与える日は、ほかに新しいものを与えることは控え、食べ慣れたものをあげるようにしてください。
初めは、少量のおかゆにきな粉を少々混ぜたものをスプーン1杯程度からあげていき、徐々に量を増やしていきます。
離乳食初期のスクスクダイズの量は、1日小さじ1/2杯が目安です。
タンパク質の量を考えると小さじ2杯までOKなのですが、スクスクダイズをたくさん混ぜると粉っぽくなり食べづらくなってしまうため、小さじ1/2杯ほどが使いやすいでしょう。
スクスクダイズはそのままあげるのではなく、必ずほかの食べ物に混ぜてあげましょう。
そのままだとムセてしまうため食べづらく、気管に入り誤嚥の原因になることもあります。
お粥、バナナ、さつま芋などのとろみのある食材に混ぜてあげると、赤ちゃんが食べやすいでしょう。
スクスクダイズは、加熱せずにそのまま与えてOKです。
スクスクダイズに入っているきな粉は原料である大豆を煎って粉にしたものであり、すでに加熱されているため、そのまま食べても問題ありません。
離乳食にパラパラと振りかけて、よく混ぜて食べさせましょう。
☆離乳食初期
<材料(1人分)>
・10倍粥 30~40g
・スクスクダイズ(きな粉) 小さじ1/2
☆離乳食中期
<材料(1人分)>
・7倍粥 50~80g
・スクスクダイズ(きな粉) 小さじ1
☆離乳食後期
<材料(1人分)>
・5倍粥 80~100g
・スクスクダイズ(きな粉) 小さじ1~2
<作り方>
1)粥にスクスクダイズ(きな粉)を加えてよく混ぜたら出来上がり。
<冷凍保存について>
冷凍保存できます。1食分ずつ小分けにして冷凍してください。
<材料(1食分)>
・ご飯 15g
・さつま芋 10g
・水 120ml
・スクスクダイズ(きな粉) 小さじ1/2
<作り方>
1)さつま芋は5mmのいちょう切りにして水にさらして5分おく。
2)鍋にさつま芋、ご飯、水を入れて火にかける。煮立ったら弱火にしてやわらかくなるまで煮込む。
3)2をなめらかになるまですりつぶし、スクスクダイズ(きな粉)を加えてよく混ぜたら出来上がり。
<材料(1食分)>
・食パン(白い部分) 15g
・かぼちゃ(冷凍) 1個(皮を除いた状態で約15g)
・水 80ml
・スクスクダイズ(きな粉) 小さじ1
<作り方>
1)かぼちゃはラップに包み、電子レンジ(600W)で30~40秒加熱し、皮を除いてフォークなどでつぶす。
2)鍋に食パンをちぎって入れ、水、1を加えて弱火でやわらかくなるまで煮込む。
3)2にスクスクダイズ(きな粉)を加えてよく混ぜ、ひと煮立ちさせたら出来上がり。
<材料(1食分)>
【中期】
・食パン(白い部分) 15g
・水 80ml
【後期】
・食パン(白い部分) 25g
・水 80ml
・ツナ缶(水煮・食塩不使用) 10~15g
・ブロッコリー(茹でたもの・穂先) 5~10g
・育児用ミルク(粉の状態で) 小さじ1
・スクスクダイズ(きな粉) 小さじ1
<作り方>
1)鍋に食パンをちぎりながら入れ、ツナ缶、刻んだブロッコリー、水を加えて弱火でやわらかくなるまで煮込む。
2)1に育児用ミルク、スクスクダイズ(きな粉)を加え、なめらかになるまで混ぜたら出来上がり。
スクスクダイズは、パラパラと振りかけるだけで手軽に栄養強化できる、離乳食のお助けアイテムです。
ぜひ離乳食からスクスクダイズにチャレンジしてみて、食べられる食材を増やしていきましょう。
鉄分をたっぷり摂れるスクスクダイズの詳細は、こちらからもチェックできます。