皆さん、こんにちは!ビームテックです。
最近、DIYやオリジナルグッズ作成の分野で注目されている「レーザー彫刻機」。
自宅で手軽に彫刻やカットができることから、導入を検討している方も多いのではないでしょうか?
今回は、エントリーモデルから最新機種まで、様々なレーザー彫刻機を比較しながら、レーザーの種類による違いや彫刻できる素材について詳しく解説します。
レーザー彫刻機の基本!種類と得意な素材
レーザー彫刻機には、主にいくつかの種類のレーザーが搭載されています。それぞれのレーザーが持つ波長によって、彫刻できる素材や仕上がりが異なります。
【ブルーレーザー】:
紙、木材、革といった天然素材への彫刻が得意です。比較的手頃な価格帯のモデルに多く使われています。
【レッドレーザー(ファイバーレーザー)】:
金属やほとんどのプラスチックに彫刻が可能です。家庭用としてはコンパクトながら金属に彫刻できるのが特徴です。
【UVレーザー】:
波長が非常に低く、素材への熱ダメージが少ないのが特徴です。
プラスチックやアクリル板への吸収率が高く、化学反応を利用して彫刻します。
「何にでも彫刻ができる真のレーザー彫刻機」とも言われるほど、他のレーザーでは難しかった素材にも対応します。
高価な傾向にありますが、その汎用性と仕上がりの質の高さが魅力です。
DAJAレーザー彫刻機 各モデル比較
DAJAレーザーの様々なレーザー彫刻機を、それぞれの特徴とともにご紹介します。
●エントリーモデル
・Daja Laser DJ6:
最もコンパクトで初心者向けモデルです。ブルーレーザーを搭載し、紙、木材、革などの天然素材に彫刻できます。
軽くて持ち運びやすく、彫刻したいものの真上に置いて使えます。Windows、Mac OS、モバイルアプリで操作可能です。
・C1:
DJ6よりもさらにコンパクトで折りたたみ可能なブルーレーザーモデルです。
ガルバノミラーを使っているため、DJ6よりも高速かつ高精細な彫刻ができます。
円柱状の素材にも彫刻できるローラーと組み合わせて使え、薄いベニヤ板などのカットも可能です。
金属対応・多機能モデル
【DAJAレーザー M1 Pro】:
金属に対応したレッドレーザーを搭載しています。ほとんどの金属やプラスチックに彫刻が可能です。
家庭用としてはコンパクトながら金属彫刻ができる点が特徴です。
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【DAJAレーザー M3】:
彫刻範囲が390mm x 390mmと非常に広いモデルです。レーザーモジュールを交換することで、ブルーレーザーとレッドレーザーの両方を使え、様々な素材に対応します。木材のカットにも特に向いています。
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【M4】:
C1とM1 Proの機能を統合したコンパクトなレーザー彫刻機です。
ブルーレーザーとレッドレーザーの両方をガルバノミラーで出力でき、様々な素材に高速で彫刻が可能です。
多くのユーザーに選ばれている人気モデルです。
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【DAJAレーザー S4】:
M1 Proのレーザーヘッドを強化したモデルで、出力が20Wと非常に強力です。
より短時間で深く彫刻でき、彫刻範囲も150mm x 150mmと広くなっています。
主に法人向けで、少量生産の特注品などに利用されます。
高度なUVレーザーモデル
【UVレーザー (DAJAレーザーS4にも搭載)】:
波長が非常に低いUVレーザーを搭載しており、素材への熱ダメージが少ないのが特徴です。
ブルーレーザーやレッドレーザーでは難しかった素材にも対応し、「何にでも彫刻ができる真のレーザー彫刻機」とも称されます。
3Wと5Wタイプがあり、出力は低いものの、素材への熱吸収率が高いため強力な彫刻が可能です。
レーザー彫刻機選びのポイントと価格帯
レーザー彫刻機の価格は、出力の高さと波長の短さに比例して高くなる傾向があります。
【レッドレーザー】:
比較的安価です。
【ブルーレーザー】:
レッドレーザーより少し高価です。
【UVレーザー】:
最も高価ですが、その汎用性と仕上がりの質は唯一無二です。
素材によって仕上がりが異なり、焦げ付きの有無や金属の色味変化などがレーザーの種類によって変わるため、自分が何を彫刻したいのかを明確にして選ぶことが大切です。
まとめ
レーザー彫刻機は、レーザーの種類やモデルによって彫刻できる素材や機能が大きく異なります。ご自身の用途や予算に合わせて、最適な一台を選びましょう。
素材へのこだわりや、より幅広い表現を求める方は、UVレーザーモデルも検討してみてはいかがでしょうか。購入前にサンプル彫刻サービスなどを利用してみるのもおすすめです。
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