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BRING(ブリング)|着ることで資源が循環する、機能派サステナブルブランド

公開日:2026/07/13 更新日:2026/07/13
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  • 着られなくなった服は、ゴミになるのではなく、また新しい服の原料に戻る。そんな循環をアパレル業界で実際に動かしているブランドが、BRING(ブリング)です。運営元は株式会社JEPLAN。独自のケミカルリサイクル技術で、回収した衣料を新しい服として蘇らせる仕組みを、企画から製造まで一貫して手がけています。機能性と環境配慮を両立したそのものづくりを、今回はご紹介します。
  • |服から服をつくる哲学

    BRINGが掲げるのは「服から服をつくる」というシンプルな循環です。着られなくなった衣料を廃棄せず、次の服の原料として再生させる。そのために開発されたのが、独自技術「BRING Technology™」です。回収したポリエステル製衣料を分子レベルまで分解し、色素や不純物を完全に除去したうえで、石油由来素材と同等品質の再生ポリエステル樹脂「BRING Material™」に転換します。粉砕・溶融による従来のマテリアルリサイクルとは異なり、色や質感の異なる衣料が混在していても品質を落とさずに何度でも再生できる点が、このブランドの核となる強みです。「リサイクル素材だから性能が落ちる」という先入観を、技術の力で覆しているところに、BRINGの独自性があります。

    |回収から再生までの仕組み

    この循環を支えているのが、全国4,000か所を超える衣料回収拠点です。BEAMSや無印良品、デサントなど200を超えるブランドがこのプログラムに参加し、店頭に持ち込まれた衣料は仕分けを経て、再利用できるものはリユースへ、ポリエステル100%の素材はケミカルリサイクルへと振り分けられます。石油由来のポリエステルと比較してCO2排出量を約49%削減できるという試算もあり、単なる理念ではなく、数字で裏付けられた循環モデルであることがうかがえます。回収から再生、製品化までを自社で完結させているブランドは国内でも珍しく、BRINGというブランド名には「(資源を)持ち帰る」という意味が込められています。

    |DRYCOTTONYという答え

    この循環技術を纏える形にしたのが、独自素材「DRYCOTTONY」です。再生ポリエステル100%でありながら、綿のような肌触りを実現している点がまず特徴的です。繊維の断面をY字型に設計することで毛細管現象を生み出し、汗を素早く拡散・蒸発させます。夜洗って朝には着られるほどの速乾性に加え、繊維に練り込まれたチタン由来原料によるUVカット、繰り返しの洗濯にも耐える防臭・抗菌性能、型崩れしにくい形状記憶性まで備えた設計です。見た目や触感はコットンライクなのに、中身は高機能素材。サステナブルであることと快適であることを、両立ではなく同義として扱っているところに、このシリーズの本質があります。

    |定番と解放感、2つの型

    DRYCOTTONYシリーズの中核を担うのが、レギュラーフィットの「ベーシックTシャツ」と、ボックスシルエットの「オーバーサイズTシャツ」です。ベーシックはXS〜XLの5サイズ、12色というカラー展開の豊富さが強みで、行動着のベースとしてもレイヤリングの土台としても使いやすい一枚です。一方のオーバーサイズはFサイズ1展開ながら、脇下や袖にゆとりを持たせた設計で、アクティビティ後のリラックスタイムに解放感をもたらします。同じ素材から生まれながら、着るシーンに応じて選び方が分かれる。この2型の存在が、DRYCOTTONYを単なる機能Tシャツで終わらせず、日常着としての幅を持たせています。

    ①ベーシックTシャツ

    ②オーバーサイズTシャツ

    |山にも日常にも馴染む着心地

    DRYCOTTONYシリーズは、低山ハイキングや日帰り登山のベースレイヤー、キャンプでのリラックスウェア、トレイルランニング後の着替えなど、アウトドアの行動着としても実用的です。軽量で速乾性が高く、汗をかいても不快感が残りにくいため、山からそのまま街へ移動しても違和感がありません。本格的な厳冬期アルパインのような極限環境では専用のミッドレイヤーに譲る場面もありますが、日常の延長線上にアウトドアがある人にとっては、1枚で行動着からタウンユースまでをこなせる汎用性の高さが魅力です。WILD THINGSとのコラボレーションTシャツなど、アウトドアブランドとの接点も広がっており、「サステナブル」と「アウトドアの機能性」が地続きであることを体現する存在になりつつあります。

    |今回紹介したアイテム

    |まとめ

    BRINGが体現しているのは、サステナビリティを後付けの付加価値ではなく、素材開発そのものの出発点に置くという姿勢です。BRING Technology™による循環設計と、DRYCOTTONYが実現する着心地。この二つが揃って初めて、環境配慮と機能性のどちらも妥協しないウェアが成立します。着るたびに資源が循環していく感覚を、まずは1枚の着心地から確かめてみてください。

    |BRINGおすすめアイテム

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