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意外と知らないニューエラの魅力|59FIFTYのシールは剥がす派?ツバ曲げる派?

公開日:2026/03/10 更新日:2026/04/14
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  • MLBキャップの定番ブランドとして世界中で愛されているNEW ERA(ニューエラ)。 ストリートファッションやスポーツシーンで見かける機会も多く、特に「59FIFTY」はブランドを代表するモデルとして知られています。 しかし実際には、 ・シールは剥がすべき? ・ツバは曲げてもいい? ・つば裏グレーには意味がある? など、ニューエラキャップにまつわる疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。 この記事では、そんなニューエラのキャップ文化やヘリテージを紐解きながら、59FIFTYの魅力を紹介します。

    |MLB公式キャップ・ニューエラとは?

    NEW ERAは1920年にアメリカ・ニューヨーク州バッファローで創業した帽子メーカーです。 1934年にはMLBチーム「クリーブランド・インディアンス」のキャップを製造し、これがプロ野球チーム向けキャップの始まりとなりました。 現在ではMLBの全30球団のオンフィールドキャップを製造するブランドとして知られ、NBA、NFLなど多くのスポーツリーグの公式キャップも手掛けています。 その中でも代表的なモデルが59FIFTYです。 59FIFTYは1954年に誕生したニューエラの代表モデルで、現在もMLBの公式オンフィールドキャップとして採用されています。 特徴は次の通りです。 ・芯入りのクラウン ・フラットなツバ ・サイズ調整のないFitted仕様 つまり59FIFTYは、もともと選手が試合で着用するキャップとして作られたモデルです。 この「プロ仕様」のデザインが、ストリートファッションやヒップホップカルチャーと結びつき、現在ではファッションアイテムとしても広く人気を集めています。

    |サイズシールは剥がす?その意味とは

    ニューエラのキャップといえば、ツバに貼られた金色のステッカーを思い浮かべる人も多いでしょう。 このシールはもともと、キャップのサイズやモデルを識別するためのラベルとして貼られていました。 しかし1990年代になると、ニューヨークを中心としたヒップホップカルチャーの影響で、シールを貼ったまま被るスタイルが広まりました。 当時のストリートシーンでは、 ・新品の状態を保つ ・本物のニューエラであることを示す ・MLB公式キャップである証明 といった意味合いから、シールを残すこと自体がステータスとされていたと言われています。 特にニューヨークでは、Jay-Zをはじめとするアーティストがヤンキースのキャップをシール付きで着用したことで、このスタイルが世界中に広まりました。 現在では、 ・シールを残す ・シールを剥がす どちらも一般的で、ストリートスタイルか日常使いかによって好みが分かれるディテールとなっています。

    |ツバは曲げる?それともフラット?

    59FIFTYの特徴のひとつがフラットバイザー(平らなツバ)です。 ただし、MLBの選手が実際に着用するキャップは必ずしもフラットのままではありません。 多くの選手は、プレー中の視界や顔の形に合わせてツバを少し曲げて使用しています。 これは日差しを遮るための実用的な理由もあります。 一方でストリートカルチャーでは、フラットバイザーのまま被るスタイルが定着しました。 その理由のひとつが、先ほどのステッカー文化です。 ツバを曲げるとシールが剥がれてしまうため、 「新品のままの状態で被る」 という価値観からフラットバイザーがそのまま残るようになったとも言われています。 現在では ・フラット(ストリート) ・カーブ(実用・日常) といった形で、文化と実用の違いが被り方のスタイルに現れているといえます。

    |「つば裏グレー」には意味がある?

    ニューエラキャップをよく見ると、上位モデルではツバの裏側がグレーになっているモデルが多いことに気付きます。 実はこの仕様も、MLBキャップの歴史に由来しています。 かつてのオンフィールドキャップは、芝の反射を軽減するために緑のつば裏(Green Under Visor)が採用されていました。 これは太陽光の反射を抑え、選手の視界を確保するための実用的なディテールです。 しかし1990年、シンシナティ・レッズがキャップのつば裏をグレーに変更し、その年のワールドシリーズを制覇。 この出来事をきっかけにグレー仕様が注目され、1990年代半ばにはMLBのオンフィールドキャップでもグレーのアンダーバイザーが標準仕様となっていきました。 実はここから、キャップコレクターの文化も生まれます。 球場で販売されている一般向けの59FIFTYは、チームカラーに合わせてブラックのつば裏が採用されていることも多く、 ファンの間では 「選手と同じオンフィールド仕様が欲しい」 というニーズが生まれるようになります。 そのためコレクターの間では ・つば裏グレー=オンフィールド仕様 ・つば裏グリーン=ヴィンテージ仕様 といった形で、アンダーバイザーの色そのものがキャップの価値を語るディテールとして認識されるようになりました。 こうした背景を知ると、つば裏グレーは単なるカラーではなく、 「MLBのオンフィールドキャップの歴史を受け継ぐディテール」 として楽しむことができます。

    |ストリートが広げたニューエラの世界

    1990年代になると、ニューエラキャップはヒップホップカルチャーと結びつき、ファッションアイテムとしても人気を集めるようになります。 象徴的な出来事として知られているのが、1996年のワールドシリーズでのスパイク・リーのエピソードです。 彼はニューヨーク・ヤンキースのファンとして知られていますが、当時チームカラーでは存在しなかった赤いヤンキースキャップをニューエラに特注しました。 このカスタムキャップが話題となり、チームカラー以外の配色のキャップが次々と登場。 現在ではショップ別注やカラーバリエーションなど、多彩なキャップ文化へと発展しています。 さらにワールドシリーズや球場記念パッチなどをサイドに配置したサイドパッチ付きキャップも人気を集め、カラー・アンダーバイザー・パッチの組み合わせを楽しむコレクションアイテムとしての側面も強くなっていきました。 その中でも注目されるディテールのひとつが、つば裏(アンダーバイザー)のカラーです。 もともとつば裏は ・グリーン=ヴィンテージ仕様 ・グレー=90年代以降のオンフィールド仕様 といった形で語られてきましたが、現在では ・ピンク ・ピーチ ・ミント ・タン など、さまざまなカラーが登場しています。 こうしたカラーバリエーションは、ストリートファッションの中でスニーカーとのコーディネートを楽しむ文化とも結びついています。 例えば、スニーカーの差し色とアンダーバイザーの色を合わせたり、チームカラーではなくファッションとしてのカラーリングでキャップを選ぶスタイルも広がっています。 このように、ニューエラキャップは単なるスポーツグッズではなく、カラーやディテールの組み合わせを楽しむコレクションアイテムとしても支持されているのです。

    |ニューエラキャップが愛される理由

    ニューエラキャップは単なるスポーツグッズではなく、 ・MLBのオンフィールドキャップ ・ヒップホップカルチャー ・ストリートファッション といった文化と結びつきながら発展してきました。 その象徴的なモデルが59FIFTYです。 59FIFTYは、MLB選手が着用するオンフィールドキャップとして誕生したニューエラの代表モデルです。 ツバのシールやフラットバイザーなど、ニューエラ特有のディテールにはそれぞれ歴史や文化があります。 そうした背景を知ることで、キャップの魅力をより深く楽しむことができるはずです。

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