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日本の山に、日本のザック。パーゴワークス登山用リュック、ゼン・バディ・アルク比較

公開日:2026/04/22 更新日:2026/04/22
Blue Monte
  • 春山の準備を始める時期、主役のザックから新調してみようかという気持ちになるのは僕だけではないでしょう。 日本の登山用バックパックといえば、東京・立川を拠点とするアウトドアブランド・パーゴワークス(PaaGo WORKS)。 定番の入門モデルバディ、中上級者に人気のゼン、そしてこの春新登場のアルク(ALK) 3択のどれがあなたに合うか、バイヤー目線で整理してみます。

    |なぜパーゴワークスは支持されるのか

    「丸いのにとがっている」 海外のアウトドアメディアが使ったこの表現が、パーゴワークスをうまく言い当てていると思います。 奇をてらった形ではなく、誰でも使いやすいユニバーサルな設計に、他にはない発想の一手を加える。 使ってみて初めて「なるほど」と気づかされる類いの工夫です。 BUDDYの開発では、スタッフの上半身をウレタンフォームで型どりしてハーネスを設計したというエピソードがあります。 ZENNは「北米・ヨーロッパの山ではなく、今の日本の山の最適解を目指した」と開発ドキュメントに明記されています。 スペックよりも設計発想から語れるブランドです。 高尾山や丹沢クラスの日帰りハイキングから始まり、アルプスの日帰りや小屋泊にも挑戦したい方。 街でも山でも使えるザックをひとつにまとめたい方。 はじめてのパーゴワークスで何を選べばよいか迷っている方まで、幅広くカバーするラインナップです。

    |3モデルの特徴とおすすめの登山スタイル

    - ゼン(ZENN)

    「日本の山を基準に、必要なものだけを残して作り直した」 ZENNの核心は「ZENN SYSTEM」と呼ばれるモジュラーハーネス設計です。 ショルダーハーネスを本体から取り外し、5Lのデタッチャブルポケットに装着するとアタックパックに変身する。 この「親子ザック」の発想が他にはない一手です。 テント泊では大きなメインザックを背負い、山頂アタックでは5Lサブパックだけで身軽に動く。 一本のザックが山行の変化に対応します。
    素材は軽量高強度の「210D Nylon Extreema Grid」。 背面長をベルクロで44〜54cmの範囲で連続調整できるため、体格を選ばず荷重を理想の位置に乗せられます。 「背負った瞬間、他のULザックとまったく違う」という声が多く届くのも納得の設計で、パックウェイト10〜12kgが快適域とされ、山小屋泊から夏のテント泊まで対応します。 ラインナップはZENN25(¥29,700)、ZENN35(¥38,500)、ZENN45(¥44,000)の3サイズ。 こんな方に: ・背面長の調整にこだわりたい方。 ・テント泊縦走にも対応できる一本を探している方。 ・モジュラー設計を活かしてアタックパックも兼用したい方。

    ▼2026年はALLULLAモデルが追加

    - バディ(BUDDY)

    3年かけてたどり着いた、荷物の入れ方の革命 バディの開発期間は3年。 コンセプトは「SLOW HIKE——軽い装備でのんびり行こう」という、ゆとりのある山との向き合い方です。 底部が狭く上部が広い逆台形シルエットで重心を高めに設定し、背負ったときの体への密着感を高めています。
    特徴的なのが大開口アクセスです。 ザックを体側に傾けながらジッパーを大きく開くと、中身が底まで一目でわかる構造になっています。 「荷物の出し入れのストレスがなくなった」という声が多く、山で料理を楽しむハイカーに特に支持されています。 ヒップベルト非装備のシンプルさも人気の理由で、「腰ベルトと決別したら山の歩き方が変わった」というユーザーの声がその快適さを端的に表しています。 素材は330Dナイロンで傷がつきにくく、日常使いにも安心できる耐久性。BUDDY16(¥16,500)、BUDDY22(¥20,900)、BUDDY33(¥26,400)の3サイズ展開です。 こんな方に: ・日帰りハイキングをメインに使用したい方。 ・ヒップベルトが苦手な方。 ・山料理を楽しむスタイルで大開口の使いやすさを体験したい方。

    - アルク(ALK)

    2026年春、ゼンとバディがひとつに 「ZENNゆずりの背負い心地と、BUDDYの使い勝手を融合させた」 アルクの開発コンセプトは明快です。 ゼンのショルダーハーネス設計とバディのポケットレイアウトを一本に凝縮した、2026年3月発売の新モデルです。
    素材には高強度ナイロン「ROBIC 66」(本体210D・ボトム420D)+PCコーティングを採用しています。 ROBIC 66は同重量の通常ナイロン比で引き裂き強度が高く、ボトムのみ420Dに強化することで地面置き時の摩耗にも耐える設計。 メイン開口部の止水ジッパーは急な雨でも中身を守り、ALK24・30にはZENNシリーズ共通のフロントバッグ装着リングも備えています。 ALK16(¥19,800)・ALK24(¥25,300)・ALK30(¥33,000)の3サイズ展開で、ALK30はアルミフレーム内蔵のオーバーナイトモデルです。 こんな方に: ・ゼンの背負い心地もバディの使いやすさも諦めたくない方。 ・登山をメインに、通勤や旅行なども1つのバックパックで兼用したい方

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