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この春フルモデルチェンジのパーゴワークス傑作トレランパック、新型ラッシュ徹底解剖

公開日:2026/03/05 更新日:2026/04/21
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  • |MEET NEW RUSH

    トレイルランニング用バックパックの定番として、多くのランナーに支持されてきたPaaGO WORKS(パーゴワークス)のRUSH (ラッシュ) シリーズ。 その特徴は、日本人ランナーの体型と日本の山のフィールドに合わせて設計された、唯一無二のランニングパックであることです。 サロモンやオンなどのグローバルブランドとは異なり、RUSHは無段階調整式ショルダーハーネスを採用。 体型に合わせて細かく調整できることで、ランナー一人ひとりが最適なフィット感を得られる独自の背負い心地を実現しています。 そんなRUSHシリーズは2015年の誕生以来、常にユーザーの声を取り入れながら進化してきました。 気がつけば、この11年間で生まれたモデルはなんと40モデル以上。 デザイナーの斎藤さんは、振り返ってこう語ります。 「我ながら開発バカだなと思うんです。でもトレラン用バックパックって本当に面白くて、飽きることがないんですよ。」 トレイルランニングで使われるバックパックは、単なる収納道具ではありません。 肩の痛みや揺れといった身体的ストレス、そしてポケットの使いにくさなどの精神的ストレス。 その両方をできる限り減らすことが求められます。 そして、それを合理的で、スタイリッシュな形に落とし込むこと。 その答えを探すため、パーゴワークスはレースやイベントの現場でランナーの声を聞き、試作とテストを何度も繰り返してきました。 決してスマートではない、地道で根気のいる作業。 しかし、それこそがパーゴワークスの開発スタイルです。 そして2026年春。 RUSHシリーズは11年目の節目でフルモデルチェンジを迎えます。 今回のNEW RUSHも、多くのランナーのフィードバックを取り入れながら開発されました。 今回はサンデーマウンテンが実店舗 THE GATE MOUNTAIN での試着イベントで実際に触れてきた情報も交えながら、新しく生まれ変わった新型ラッシュを徹底解剖します。
    About PaaGo WORKS

    |About RUSH Series

    「日本のトレイルで生まれたランニングパック」 ラッシュシリーズは、パーゴワークスが2015年に開発したトレイルランニング用バックパックです。 トレランパックといえば、サロモンなどの海外ブランドが思い浮かびますが、ラッシュはそれらとは少し異なるアプローチで作られています。 大きな特徴は、日本人ランナーの体型と日本の山のフィールドに合わせて設計されていること。 日本のトレイルは急登・急降下が多く、木の根や岩場などテクニカルな区間も多いのが特徴です。 そうしたフィールドでは、バックパックの揺れやフィットのズレがストレスになりやすく、走りにも大きく影響します。 そこでラッシュシリーズでは、身体へのフィット感を最優先に設計。 象徴的なのが、無段階調整式ショルダーハーネスです。 多くのトレランパックがサイズ固定の設計なのに対して、ラッシュはショルダーハーネスの長さを細かく調整できる構造を採用。 体型や装備量に合わせて、誰でも“ビシバシ”にフィットさせられる背負い心地を実現しています。 この独自構造によって、ラッシュは ・トレイルランニングレース ・ロングトレイル ・通勤ラン ・旅ラン ・スピードハイク といった幅広いシーンで使われるようになりました。 実際のレビューでも 「身体に吸い付くようなフィット感」 「走っても揺れない」 「前面ポケットだけで行動が完結する」 といった声が多く、走りながら使える実用性の高さが評価されています。 軽さだけを追うのではなく、フィット感・収納性・使いやすさを高いレベルで両立すること。 それがRUSHシリーズが長く支持されてきた理由です。

    |11年目のRUSHはどう生まれ変わる?

    - 走りのストレスを減らす3つの進化

    「アップデートは3つだけ覚えてください。」 トライオンイベントでラッシュの変更点を説明してくれたのは、パーゴワークス営業であり現役マウンテンランナーの相田さん。 今回のアップデートは、ラッシュの強みであるフィット感と使いやすさをベースに、ランナーのフィードバックをもとに細部まで見直したもの。 相田さんが挙げた変更点は、次の3つです。 ① フィッティング 「より多くの体型にフィットする新ハーネス構造」 これまでラッシュのサイドは生地が連続した構造でしたが、新型ではコード(紐)構造へ変更。 これにより体型差への対応力が高まり、より幅広いランナーにフィットしやすくなりました。 ハーネス形状自体も見直され、身体を包み込むようなフィット感に進化。 ラッシュシリーズの特徴である無段階調整式ショルダーハーネスと合わせて、ランナーそれぞれが最適にフィットさせられる背負い心地を実現しています。 ② パッキング 「ポケット位置を見直し、さらに使いやすく」 今回の設計では「ポケットの位置・角度・深さ・重心ポイント」がすべて見直されています。 分かりやすい例がフロントポケット。 旧モデルでは下ポケットが上に被り、ボトルが入ると物を入れにくいことがありました。 新型では下ポケットの位置を2cm下げることで被りを軽減。 さらにポケット下端のラインも調整することで、容量を減らさず出し入れのしやすさだけを改善しています。 また、サイドには携帯も収納できるフラップポケットを配置。 右側にはジップ付きポケットも追加され、スマートフォンや財布などを安心して収納できるようになりました。 *配置は従来型と同じで既存ユーザーも違和感なく使用できます。 ③ 軽く、涼しく 「メッシュ素材を見直し快適性アップ」 細かな設計変更の積み重ねで、全体として約3〜5%の軽量化を実現。 さらに乾きやすいメッシュ素材の採用により、暑い季節でも快適に使えるようになりました。 TNF FUMEシリーズなど最近のトレランパックではモノメッシュ素材が流行していますが、ラッシュではあえて別素材を採用。 肌当たりの柔らかさと洗濯耐久性を考えた選択で、汗や泥で汚れやすいトレラン装備でも長く使いやすい素材になっています。

    - 機能だけじゃない。デザインも一新

    新型ラッシュでは機能面だけでなく、デザインも大きくアップデートされています。 まず目を引くのが、シリーズロゴ。 これまでの表記から、「r」の1文字ロゴへと刷新されました。 シンプルながら存在感のあるデザインで、パック全体の印象もよりシャープに。 トレイルギアらしい機能美を感じる仕上がりになっています。 カラーバリエーションも一新され、展開は次の3色です。 ・MIDNIGHT(ミッドナイト) – ブラック ・SANDSTORM(サンドストーム) – ベージュ ・FOGGY BLUE(フォギーブルー) – ネイビー 中でも注目はサンドストーム。 ベージュ系のカラーは夜間のランニングで光を拾いやすく、ヘッドライトや街灯に照らされると意外とよく映えます。 実際に各地のイベントでも、サンドストームはミッドナイト以上に反応が良いカラーとのこと。 夜のトレーニングやナイトレースなど、暗い環境でも存在感を出してくれるカラーです。 一方でミッドナイト(ブラック)は、RUSHシリーズとしては意外にも今回が初登場。 落ち着いたカラーリングで普段使いにも馴染みやすく、通勤ランや日常のトレーニング用としても選びやすい一色です。 どのカラーもアウトドアギアらしい落ち着いたトーンで、レースから日常のランニングまで幅広く使えるラインナップになっています。

    |新型RUSHを全サイズ紹介

    ▼RUSH 3R (New)

    ショートレースやロードに最適な最小RUSH 今回の新型ラッシュシリーズの中でも注目なのが、シリーズ最小容量のRUSH 3R。 ショートレースやロードランなど、スピード重視のシーンに向けて開発されたレーシングベストです。 フロントを含めた容量は約3.5Lとコンパクトながら、背面は上下2気室+ハイドレーションポケット構造。 ウインドシェルとファーストエイドなどを分けて収納でき、必要な装備を整理して携行できます。 ラッシュランナーでTHE GATE MOUNTAINスタッフの下家さんも、次の50kmレースで3Rを使用予定とのこと。 軽さとフィット感を活かして、ショート〜ミドルレースやトレーニングで活躍するモデルです。

    ▼RUSH 7R (Update)

    ラッシュの王道レースモデル ラッシュシリーズの中でも、レース用パックとして定番の容量がラッシュ7R。 ショート〜ミドルディスタンスのレースや日常のトレーニングまで、幅広く使えるバランスの良いモデルです。 今回のアップデートでは、フィッティング構造とショルダーハーネス素材を中心に見直し。 通気性の高いモノメッシュの採用により、発汗量の多いレースでも快適性が向上しました。 一方で、背面の収納構造やポケットレイアウトは大きく変更されておらず、これまでのユーザーも違和感なく使える完成度の高さが感じられます。 レース用パックとしての完成度をそのままに、背負いやすさと快適性をアップデートした王道モデルです。

    ▼RUSH 11R (Update)

    ウルトラレースを支える定番モデル ウルトラトレイル向けに開発されたラッシュ11Rは、ラッシュシリーズの中でもロングレース対応の定番モデル。 ラッシュランナーでTHE GATE MOUNTAINスタッフの下家さんも、ウルトラマラソンでメインパックとして使用しているサイズです。 今回のアップデートでは、フィッティング構造やフロントポケット周りを中心に見直し。 ユーザーボイスをもとに、背負い心地と使い勝手がさらに向上しました。 ラッシュの特徴でもある高重心設計により、バックパックと身体の重心位置を最適化。 荷重を感じにくく、長時間のレースでも疲労を軽減します。 背面の収納構造は従来モデルの完成度を引き継ぎつつ、フロントのアクセス性やポケット容量を調整することで、ウルトラレースでの使いやすさをさらに高めたモデルです。

    ▼RUSH 15R (New)

    100マイルレースを見据えた新サイズ ユーザーからの要望を受け、新たにラインナップに加わったのがラッシュ15R。 ラッシュ11Rの背負い心地や操作性はそのままに、容量を15Lへ拡張した新モデルです。 誕生の背景にあるのは、100マイルレースへの挑戦。 トップランナーのミニマルな装備なら11Lでも十分ですが、実際には防寒着や補給食、ライトなど装備が増えるケースも多く、「もう少し容量が欲しい」という声が多く寄せられていました。 そこで開発されたのがこの15R。 ラッシュ特有の高重心設計と無段階調整ハーネスにより、荷物が増えても安定した走りをサポートします。 また、この容量はレースだけでなく、2000〜3000mクラスの日帰りハイクや軽量登山にも好相性。 レーシングベストのフィット感を持ちながら、山行にも対応できる絶妙なサイズです。 レースとハイクの境界をまたぐ、RUSHシリーズの新たな中核モデルといえるでしょう。

    ▼RUSH 20/30 (Update)

  • 「走れるバックパック」ではなく、「荷物が入るランニングベスト」 ラッシュシリーズの中でも、もっとも汎用性が高いのがラッシュ20とラッシュ30。 トレイルランニングはもちろん、ファストハイクやロングハイクまで対応するオールラウンドモデルです。 特にラッシュ20はサンデーマウンテンでも人気の高い容量。 日帰りハイクや長めのトレイルランはもちろん、着替えを入れた通勤ラン用バックパックとしても使いやすいサイズです。 ラッシュならではの高重心設計により、荷物が増えても重さを感じにくく、走りながらでも安定した背負い心地を実現。 ポケットレイアウトも見直され、行動中のアクセス性がさらに向上しています。 一方のRUSH 30は、一泊以上の山行やファストパッキングを想定したモデル。 トップスタビライザーやウエストベルトを備え、荷物が増えても安定して走れる設計になっています。

    |新型RUSHでトレイルをもっと自由に

    トレイルランニングパックの定番として長く愛されてきたRUSHシリーズ。 11年目を迎える2026年モデルでは、 その完成度をさらに高めたフルモデルチェンジとなりました。 トレランレースからロングトレイルまで、 自分のスタイルに合わせて選べるNEW RUSHシリーズ。 ぜひ実際のモデルもチェックしてみてください。

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