ゴルフドライバー
選び方ガイド
ゴルフ上達する上で大事な手段の一つ!
ゴルフドライバー選びでもう迷わない!
ゴルフを楽しむ上で、ドライバーはこだわって選んでいる、という人も少なくないのではないでしょうか。綺麗に打つのためには現状技術に合ったドライバーだけでなく、相性の良いドライバーを探すことも重要なポイントの一つです。では、そんなゴルフドライバーを購入する際には、どのようなポイントを重視すれば良いのでしょうか?以下では、ゴルフドライバーの基本情報から選び方までをご紹介します。
ゴルフのクラブの中で、最も遠くに飛ばすためのクラブのことをドライバーと言います。ドライバーは「1番ウッド」と呼ばれることもあり、主に長距離ホールでの第1打を打つために使用されています。
ドライバーの主な特徴としては、
●ヘッド部分が大きく、重い
●シャフトが長い
●ロフト角が小さい(8度〜12度)
上記の点を挙げることができます。つまり、長いシャフトで遠心力が増し、大きくて重いヘッド部分で反発力も増大し、低い弾道で打てるロフトによって風の影響を受けにくく転がりやすくなるため、ドライバーでは遠距離を飛ばせる可能性が高まります。
ただし、一般的にゴルフのクラブは、重くて長いほど扱いが難しくなるとされています。そのため、初心者・上級者に関わらず、ほとんどのゴルフプレーヤーはドライバー選びにこだわっているのです。
ゴルフドライバーを選ぶ前に、まずは各部位について理解を深める必要があります。ゴルフならではの専門用語もあるため、各部位のことをよく理解しておかないと、製品同士を比較することはできません。
そこで以下では、ドライバーの各部位について分かりやすくご紹介していきます。
ヘッドとは、ボールを打つための先端部分のことを指します。その中でも、ボールと接する面のことを「フェース」、地面と接する部分のことを「ソール」と言います。現在のヘッドの素材はチタン合金が主流であり、各メーカーは初心者でも扱いやすいように、軽量化しつつ強度のあるヘッドづくりを目指しています。
また、フェースの中でも特にボールが飛びやすい真芯のことを「スイートスポット」、その周りのエリアを「スイートエリア」と言います。スイートエリアが広いほど、ボールは真っ直ぐ遠くに飛ばしやすくなるため、現在のドライバーの多くはヘッドが大きめにつくられています。大きいヘッドの容積としては、400cc以上を目安に考えると良いでしょう。
ヘッドに取り付けられている棒状のパーツを、シャフトと言います。現在のシャフトの素材はカーボンが主流であり、長さについては44〜46インチが標準とされています。
シャフトを選ぶ際には、主に
●フレックス(シャフトの硬さ)
●シャフトの長さ
●トルク(シャフトのねじれ具合)
●キックポイント(シャフトの一番しなる部分)
●ヘッドとのバランス
の5点を確認することが大切です。
フレックスについては、軟らかい順にL・A・R・SR・S・X・XXと主に7種類に分けられています。ヘッドスピード(スイングしたクラブの速さ)が速い人ほど、硬いシャフトが良いとされています。
シャフトの長さについては、長いほど扱いが難しいとされていますが、遠心力が増すため長いほうが遠くに飛びやすくなります。また、シャフトの長さは全体の重量にも関係してくるので、体格に合った長さを選ぶ必要があるでしょう。
トルクに関しては、表示されている数値が小さいほど、シャフトが硬く感じるとされています。3〜6の製品が一般的とされているため、まずはこの範囲に該当する製品から考えてみましょう。
キックポイントは主に元調子・中調子・先調子の3種類に分けられており、ヘッドから近い部分がしなるクラブを先調子、遠い部分がしなるクラブを元調子と言います。先調子のほうがボールが高く上がりやすく、シャフトが軟らかく感じるとされています。
最後にヘッドとのバランスですが、こちらはクラブを振った時に感じるヘッドの重さを表しています。主にA〜Fのローマ字と、0〜9の数字を組み合わせて表示されており、最も軽いものはA0、重く感じるものはF9となります。
シャフトの一番手前側にあたる、スイング時に実際に手で持つ部分のことをグリップと言います。
グリップは製品によって、主に
●重さ
●形状
●素材
の3点が異なります。グリップに関しては、自分の手の形や大きさを考慮した上で、滑りにくい製品を選ぶことが大切です。
ヘッドのソールとフェースの角度のことを、ロフト角と言います。ドライバーのロフト角は8度〜12度となっているケースが多く、ロフト角が小さいほど低くて勢いのあるボールを打ちやすくなります。ただし、その分扱いが難しくなるため、失敗をするとボールが上がらないケースも珍しくありません。
ドライバーを構えた時の、地面とシャフトがつくる角のことをライ角と言います。身長の高い方ほど、ライ角が大きいドライバーを選んだほうが打ちやすいとされています。
ドライバーを構えた時の、フェースの角度をフェース角と言います。また、ボールの進行方向に対して左向きになっているものを「クローズド」、右向きになっているものを「オープン」、真っ直ぐになっているものを「スクエア」と言います。
自分に合ったフェース角を選ぶには、スイングの癖を把握した上で、真っ直ぐ打ち出しやすいフェースを選ぶことが大切なポイントになります。
では、実際にゴルフドライバーを選ぶ際には、どのようなポイントを重視するべきなのでしょうか?
以下では、目的別に分けて選び方のポイントをご紹介します。
初心者の方であれば、まずは自分の体格を把握するところから始めましょう。体格を把握しなければ、自分に合ったシャフトの長さやライ角を見極めることができません。また、身長やリーチ(手の長さ)だけでなく、適したグリップを選ぶために手のサイズも把握しておくことが大切です。
また、初心者の方はドライバーの扱いに慣れていないため、ボールを打った時にほとんど角度がつかないケースも珍しくありません。そのため、基本的にはボールが上がりやすい「ロフト角の大きい」ドライバーから選んでみましょう。
重量については、比較的扱いやすい軽量タイプの製品から選ぶことが望ましいです。
中級者〜上級者の方であれば、自分のスイングの癖や欠点などをある程度把握していることでしょう。そのような方は、ボールをできるだけ真っ直ぐ遠くに打ち出すために、フレックスやフェース角、トルクなどの細部にこだわってみましょう。
中には、フェース角を変えただけで「真っ直ぐ飛ぶようになった」といった声も聞かれます。これまでの自分のスイングを思い返し、悩みを解決できる機能を持ったドライバーを選ぶことが大切です。
飛距離を重視したい場合には、
●フレックス
●シャフトの長さ
●ロフト角
などにこだわることが大切です。一般的には、シャフトが硬くて長く、ロフト角が小さいドライバーを選んだほうが、飛距離が出やすいとされています。
ただし、飛距離にこだわりすぎて方向性が定まらなくなってしまうと、ゴルフを楽しむことは難しいでしょう。そのため、いきなりシャフトが一番硬いドライバーを選ぶような方法ではなく、段階的に飛びやすいドライバーを試していく方法がおすすめです。
ドライバーの中には、購入した後でも自分で調整できるような製品が存在しています。
そのようなドライバーは「可変式ドライバー」と呼ばれており、可変式ドライバーでは主に
●ロフト角
●フェース角
●重量
●重心
などを調整することができます。つまり、自分のスイングが練習などによって変化しても、可変式ドライバーであれば細かく調整することによって、その時の自分が打ちやすい条件を実現できることになります。
「何本も購入するのは費用もかさむし、収納スペースもない…」とお悩みの方は、可変式ドライバーという選択肢も積極的に考えてみましょう。
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※掲載写真はすべてイメージです。
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