炊飯器選び方ガイド

日本の技術力が詰まった“食卓の必需品”
炊飯器選びでもう迷わない!

炊飯器の性能に加えて重要な点は、ライフスタイルに合ったものを選ぶことです。では、どのようなポイントに注意して選べば良いのでしょうか?ここでは、性能以外の面にスポットを当てた炊飯器の選び方についてご紹介します。

炊飯器の使い方は十人十色

現代は食生活が多様化しています。メーカーでは、それぞれのご家庭で異なる食卓事情に応えるべく、さまざまなモデルの炊飯器を展開しています。以下に、炊飯器選びのためのチェックポイントを7つ用意しました。実際の使用シーンを思い浮かべながらチェックしていきましょう。

1.炊飯器の容量

はじめに考えるべき項目は、炊飯器の容量です。大きい炊飯器になるほど消費電力も上がってしまいますので、必要な量の見極めが肝心です。これは家族構成や、お弁当の有無などによって変わりますが、基本的には普段炊いている量を目安に決めると良いでしょう。
以下に一般的な炊飯器の容量をご紹介します。

・1人〜3人暮らし…3合〜3.5合炊き(約6膳)
・3人〜5人暮らし…5.5合炊き(約11膳)
・4人〜6人暮らし…8合炊き(約16膳)
・一升炊き(約20膳)

主流なタイプは5.5合炊きであり、種類が豊富にあります。最近の傾向としては、2合〜3.5合炊きの小さめサイズで高性能なモデルが充実してきており、シニアや夫婦2人暮らしの方から人気を集めています。

2.保温機能

保温機能は炊飯器の使い方によって、求める機能に大きく差が出る部分です。家族が食事をする時間がバラバラな場合は欠かせない機能ですが、ほとんど使わないというご家庭もあるでしょう。
保温のメカニズムはスチームによる加湿、内釜の蓄熱効果、酸化を防ぐ圧力コントロールなど、各メーカーで個性が見られます。ただし、今は技術が進歩しており、どのメーカーのものを選んでも一定の美味しさは保たれますし、そこまで神経質になる必要はありません。保温できる時間はモデルごとに差があるため、必要に応じて選ぶようにしましょう。

3.本体と内釜の重さ

最近のトレンドであるIHと厚釜の炊飯器は、以前のものに比べて重量が重くなっています。およそ5kg近くあるため、炊飯器を頻繁に移動したい場合は、可動式の棚やワゴンに乗せると便利です。
また、内釜もお米を研ぐときや、洗うときに意外とよく持ち運びをします。家族の中でよくごはんを炊く人が「この重さなら大丈夫」と納得できた上で購入するようにしましょう。

4.お手入れのしやすさ

掃除が楽な順番は、「マイコン>IH>圧力IH」です。これは、使われるパーツの数と比例しています。
炊飯器でお手入れが必要な場所は、内釜と蒸気が当たる部分ですが、圧力機能が付くとさらに圧力用パーツの手入れも必要となります。一方で、最近の機種は圧力用ボールとフタが一体化されていたり、お手入れボタンを押すと自動で洗浄されたりと、洗いやすさも進化してきています。

5.ボタンの操作性やパネル表示の見やすさ

次は炊飯器の操作性についてです。炊飯器本体に設置されているボタンの数や、パネル表示の大きさ、音声機能なども、モデルによってさまざまなタイプがあります。最近では、上部がフラットなタッチパネルになっていて、触れると必要なボタンが表示される製品も見られます。凹凸が少なければ、さっと拭けてお手入れが楽ですし、インテリアの邪魔になりません。
その反面、このようなシンプルなタイプは高齢の方へのギフトとしては、操作方法がわかりにくいかもしれません。直感的なわかりやすさを重視する方には、炊飯やタイマーなどの良く使うボタンが大きく、目立つ色が付いているタイプや、音声機能で炊き上がりをお知らせしてくれるモデルがおすすめです。

6.省エネ性能

ほぼ毎日使うことになる炊飯器選びでは、消費電力も気になるポイントです。最新の炊飯器は、省エネ技術の進歩によってきめ細かい制御を行い、高い省エネ効果を実現しています。製品ごとの省エネ性能を知るために、カタログで確認しておきたい箇所は、2つの省エネラベルです。
1つ目は「省エネルギーラベル」であり、省エネルギー法で定められた省エネ基準を達成しているかどうかがわかります。2つ目は「統一省エネルギーラベル」であり、これは家電製品の省エネルギー性能を星の数で表しています。以下に、それぞれのラベルの詳しい記載内容を紹介します。

(1)省エネルギーラベル…省エネ性マーク・省エネ基準達成率・エネルギー消費効率と目標年度
(2)統一省エネルギーラベル…ラベルの作成年度・省エネ評価の星・年間の目安電気料金

ただし、消費電力の多いIHタイプにも、高火力で美味しいごはんを炊き上げるといったメリットがあります。消費電力だけで選ぶのではなく、あくまで比較基準のひとつとして考えましょう。
また、炊飯器の性能だけに頼らなくても、炊飯器の使い方を少し気をつけるだけで消費電力を減らすことができます。

・食べる分だけを都度炊飯する
・炊いたご飯は残さず食べきって、長時間保温することを避ける
・余ったご飯はラップに包んで冷凍保存する
・長期間使わないときはコンセントから電源プラグを抜く

上記のような点にも気をつけながら、かしこく消費電力を節約していきましょう。

7.調理機能

「自炊をしたいけど料理をする時間がとれない」「ケーキが作りたいのにオーブンがない」とお悩みの方には、調理機能が充実した炊飯器がおすすめです。これまで炊飯器調理は裏技的な存在でしたが、最近の炊飯器ではメニューのひとつとして取り入れているモデルが多くあります。
例えば、内釜の上部にクッキングプレートを乗せれば、ごはんとおかずを同時に作れるタイプ。ピラフやリゾットができる炊飯メニューや、煮込みメニューが充実しているタイプ。ケーキやパンメニューが搭載されているタイプなどが見られます。
中には、炊飯器でローストビーフやチャーシューまで作ってしまう方もいます。火を使わずに安全に調理できますし、スイッチを押すだけで簡単に調理が行えるので、初心者にもおすすめです。あなたもこの機会に、炊飯器レシピにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

※掲載写真はすべてイメージです。

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