包丁選び方ガイド

料理や素材によってバリエーションはさまざま!
用途に合わせて使う包丁を選ぼう
包丁選びで、もう迷わない!

Step 1

包丁は料理の要!使いやすい包丁を選ぶための基礎知識

Step 2

包丁の選び方のキホン

Step 3

包丁を長く愛用するためのコツ

野菜を刻む、魚をさばく、肉を切る…毎日の料理に欠かせないこれらの工程で活躍するのが「包丁」です。そんな必須アイテムだからこそ、自分の手になじむもの、用途に合ったものを選びたいところでしょう。
使いやすい包丁には、食材をよりおいしくしてくれたり、下ごしらえの時間を短縮してくれたりと、さまざまなメリットがあります。逆に適さない製品を使っていると、大きなケガにつながる可能性も否定できません。
そこで今回は、ぴったりの包丁を選ぶために知っておきたい基礎知識をご紹介します。

包丁のさまざまな種類を理解しよう

包丁と一口にいっても、その種類は多岐にわたります。多くの家庭で使われている誰もが見たことのあるものから、特定の食材専用のものまでさまざまです。まずは、そんな包丁の種類について見ていきましょう。

【その1】現代の一般家庭にあるスタンダードな包丁といえばこれ!洋包丁

広く浸透した洋包丁。今では包丁のスタンダードとなっています。以下では、そんな馴染み深い洋包丁の種類をご紹介します。

三徳包丁(文化包丁、万能包丁)

肉・魚・野菜のすべてを切れることから「三徳」包丁と名付けられています。これ1本であらゆるシーンに対応可能です。一般家庭で最も多く使われており、ほとんどの方は、包丁と聞けばこの三徳包丁を思い浮かべることでしょう。

牛刀(ナイフ、シェフズナイフ)

三徳包丁と同じく、さまざまな食材を切ることができる万能なタイプです。三徳包丁に比べると刃渡りが長く、180mm〜240mm程度のものが多くなっています。
大きな食材を切る場合には最適でしょう。ただし、手が小さな女性の方や、調理スペースが狭い場合には不向きといえます。

ペティナイフ

「ペティ」とは、和訳すると「小さい」という意味です。その名のとおり、刃渡りが110mm?150mm程度の短い包丁のことをいいます。飾り切りをはじめとした細かい作業をしたり、リンゴの皮剥きなどの手持ち作業をしたりする場合に最適です。

パン切りナイフ

柔らかいパンは、普通の包丁で切ろうとすると潰れてしまい、パン本来のおいしさを損ねてしまいます。そんなときに役立つのが、このパン切りナイフです。
歯が波型になっていることが特徴であり、パンの形を崩さずに切ることができます。

中華包丁

欧米圏ではなく、中国から伝わった包丁もあります。四角く大きなフォルムが個性的な「中華包丁」です。中華包丁はほかの包丁に比べて重さがあるため、上から落とすようにして切ります。また、腹の部分の面積が大きいため、食材を潰すのにも便利です。

その他

この他にも、「肉切りナイフ」や「魚切りナイフ」、肉を骨から切り離す際に使う「骨すきナイフ」、冷凍して硬くなった食材を切れる「冷凍ナイフ」、グレープフルーツの果肉をくり抜く「グレープフルーツナイフ」などもあります。
三徳包丁などのスタンダードなもの以外に、用途に合わせて複数本揃えれば、料理がさらに楽しくなることでしょう。

【その2】料理好きなら持っておきたい!本格的な和食作りにぴったりな和包丁

日本刀をルーツとする和包丁は、和食文化を創ってきたといっても過言ではない存在です。その大きな特徴は、基本的に片刃であること。両刃の洋包丁に比べて、食材を薄く切り落とすことができます。
では、和包丁にはどのような種類があるのかについて、以下で見ていきましょう。

菜切包丁(薄刃包丁)

野菜を切ったり、皮を剥いたりするのに使う包丁であり、刃が薄いことが特徴です。特に桂むきには欠かせません。中華包丁のように四角い形をしたものを江戸型、先が丸くなっているものを関西型といいます。

刺身包丁(柳刃包丁)

その名のとおり刺身を切るための包丁であり、食材の繊維を壊さずに切ることができ、おいしさを損ないません。また、切り口を美しく仕上げることができるため、口当たりの良い刺身になります。刃渡りは長めで、一般家庭で使われるものでも210mm〜240mmほどはあります。

出刃包丁

魚をおろす際に使う包丁であり、切っ先に向けて刃の厚みが薄くなっていくのが特徴です。うろこをとったり骨ごと切ったりと、さまざまな下ごしらえができます。小さな魚をおろす際や、繊細な作業をする場合は、サイズの小さな「小出刃包丁」を使うと便利です。

このほかにも、巻き寿司や押し寿司の形を崩さずに切れる「寿司切り包丁」や、ハモやアイナメなどの小骨を切って食べやすくする「骨切り包丁」、麺を切る「麺切り包丁」などもあります。

包丁の材質による違い

包丁には、形以外に素材の違いもあります。切れ味やメンテナンスの手間に差があるので、それぞれの特徴をきちんと理解し、自分に適したものを選びましょう。
以下では、包丁の材質による違いを解説していきます。

【その1】ステンレス

ステンレス包丁の最大の魅力は、サビに強い点にあります。メンテナンスの手間が少なく、一般家庭向けの包丁としては主流なタイプになっています。
ただし、包丁として使うには柔らかすぎるという難点があり、鋼をステンレスでコーティングするような形をとったり、モリブデンやバナジウムなどの素材と混ぜたりして作られています。

【その2】鋼

鋼の包丁は、切れ味が良いことで知られています。料理好きな方はもちろん、プロの料理人にも高く評価されており、さまざまな食材をストレスなく調理できます。
しかし一方で、鋼の包丁はしっかりとメンテナンスしてあげる必要があります。こまめに研いだり、洗ったらすぐに水気を取り除いたりして、切れ味を維持しましょう。
このように聞くと面倒に感じるかもしれませんが、ステンレスに比べて研ぎやすい材質なので、1回1回の時間はそれほどかかりません。

【その3】セラミック

セラミックの包丁の魅力は、硬くて切れ味がとても良く、かつそれが長続きする点にあります。1、2年メンテナンスをしていなくても、購入したばかりのような切れ味を維持することができるでしょう。
また、金属ではないのでサビの心配もなく、いつまでも美しい状態を保つことが可能です。金属独特の匂いもありません。
デメリットとしては、強い衝撃を与えるとポッキリ折れてしまうこと。うっかりと落としてしまうと、包丁が真っ二つということもありえます。欠けるリスクも高いため、使い方には十分に注意することが必要です。
また、専用のシャープナーはありますが、本格的に研ぐことはできないため、どうしても使い捨てになってしまいます。

※掲載写真はすべてイメージです。

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