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ショーツに頼らない、夏のリネンパンツ。

公開日:2026/04/24 更新日:2026/04/30
近年の夏、少し暑すぎやしませんか。 もはや個人の体感というより、 ひとつの環境として受け入れるしかないレベル。 そうなると、つい手が伸びるのはショーツ。 涼しいし、楽なのは間違いない。 ただ、毎日それだと少し物足りない。 年齢的にも、どこかでバランスは取りたい。 涼しさは欲しい。 でも、スタイリングは崩したくない。 そんなときに選びたいのが、 フルレングスでも快適に穿ける一本。 その答えとして、今回は「リネン」に注目しました。 そして、ぜひ一度穿いてほしいパンツが、 STILL BY HANDより届いています。
Linen wide tapard pants ・BLACK ・OATMEAL ・BLUE-CHARCOAL の3色展開となっております。
そもそも、なぜ夏はリネンなのか? 夏のパンツ選びで大事なのは、単純に「涼しいかどうか」だけではありません。 快適さと見た目、その両方が成立しているかどうか。 その点で、リネン100%という素材は非常にバランスがいい。 リネンは繊維の中が空洞になっており、空気をよく通します。 さらに、汗を吸ってすぐに外へ逃がす性質があるため、蒸れにくく、ベタつきにくい。 いわゆる吸湿性と速乾性に優れている素材です。 加えて、繊維自体に適度なハリがあるため、肌に張り付きにくいのも特徴。 常に少し空気を含んだような状態になり、真夏でもストレスを感じにくくなっています。 見た目の面でも、リネンは優秀です。 ナチュラルなシワやドライな質感、マットな表情があることで、 スタイリング全体に“涼しさ”を与えてくれる。 シンプルなトップスと合わせるだけでも、どこか雰囲気が出るのはこのためです。 そしてもうひとつ大きいのが、フルレングスでも成立するという点。 一般的に長いパンツは夏には不向きとされがちですが、 リネンであれば軽さと通気性があるため、その印象を覆してくれます。 ショーツに頼りきりにならず、スタイリングの幅を保てる。 これは大人にとって、意外と大きなメリットです。 履き込むほどに柔らかくなり、風合いが増していくのもリネンの魅力。 シワさえも“味”として楽しめる素材です。 ショーツほどラフにならず、それでいてしっかり涼しい。 リネンは、夏の装いにおいてこれ以上ない、素材なんです。
個人的にこのパンツの魅力は ・素材 ・シルエット ・コストパフォーマンス だと思います。 まずは素材、これは先程述べたリネン100%であること。 次にシルエット。 STILL BY HANDらしい、 “品のある日常着”というバランスがよく表れています。 フロントは2タックで程よくフォーマルな印象を持たせつつ、 ウエストにはゴムを入れることで、ストレスのない穿き心地に。 ベルトループも備えているため、スタイリングに応じた調整も可能です。 全体はゆとりのあるワイドシルエット。 体型をカバーしながらも、外脇にカーブをつけた立体的な設計で、 単調にならないシルエットに仕上げられています。 裾にかけてはテーパードしているため、足元はすっきり。 サンダルなどの軽いシューズともバランスよく合わせられます。 そしてコストパフォーマンス。 このクオリティの素材と作り込みでありながら、 価格とのバランスが非常に優れているのもこのブランドの特徴です。 リネン100%の生地使い、細かなシルエット設計、実用的なディテール。 どれを取っても手を抜いていない完成度でありながら、 手に取りやすい価格帯に収まっています。
個人的に、古着でもよく探しているのがリネン100%のパンツです。 ただ、これがなかなか見つからない。 ウエストやレングスが合わなかったり、シルエットがしっくりこなかったり。 サイズが良くても、今度は価格が見合わないことも多い。 条件が揃った一本というのは、意外と少ないものです。 そんな中で、このLinen wide tapered pantsは、 必要な要素をしっかり満たしている一本だと感じました。
最後に、各色でスタイリングを組んでみました。 まずはBLACK。 トップスには、同じくSTILL BY HANDのリネンオープンカラーシャツを合わせ、タックイン。 足元も黒のローファーでまとめ、全体をオールブラックで構成しています。 素材の軽さもあり重たく見えすぎない一方で、やや無機質になりやすい配色。 そこで、首元に水色のバンダナを加え、清涼感とアクセントをプラスしました。 夏は開襟シャツを着る機会が増える分、首元がシンプルになりがちです。 アクセサリーやバンダナ、スカーフを一点取り入れるだけで、スタイリング全体の完成度は大きく変わります。
続いて、BLUE-CHARCOAL。 ラフなTシャツを合わせた、シンプルなスタイリングです。 足元には、ややボリュームのあるスニーカーサンダルを選び、異素材でさりげなく変化をつけています。 パンツと近いトーンでまとめているため、主張は強すぎず、自然に馴染むバランス。 リラックス感を保ちながら、足元で軽く外したスタイルです。 先ほどのBLACKが色で引き締めたスタイリングであれば、こちらは素材でニュアンスを加えた一例。 同じパンツでも、合わせ方で印象が変わるのが分かりやすいかと思います。
最後に、OATMEAL。 リゾートを意識した、軽やかなスタイリングです。 ブルーのシャツは袖をラフにまくり、ボタンを少し開けて抜けをつくる。 足元にはトングサンダルを合わせ、全体にリラックス感を持たせています。 淡いトーンでまとめることで、清涼感のある印象に。 気負わず着られて、それでいて雰囲気が出るバランスです。 個人的に選ぶなら、このOATMEAL。 今年の夏は、白パンで決めたい気分です。
ショーツに頼らなくても、ちゃんと涼しく、ちゃんと格好がつく。 この夏の一本として、自信を持っておすすめしたいパンツです。