子供用ハーネスはかわいそう?
子供用ハーネスは、長年にわたって賛否が分かれるアイテムです。
「見た目がペットのリードみたい」「可哀想」「ラクをしている」といった声が上がることもしばしば。ですがその一方で、「安全のために必要」「ママやパパが安心してお出かけできる」といった実際に使っている保護者の声も多くあります。
この記事では、子育て中のママたちのリアルな声や、私たちメーカーの考え方をお伝えします。
2008年からハーネス付きリュックを作り続けてきた私たちの経験から、誤解や不安を少しでも取り除き、子供たちの交通事故を減らす一助になればと思っています。
賛否両論の理由とは?
子供用ハーネスは、その見た目から「ペットみたい」「奴隷みたい」「親の手抜き」といった批判を受けることがあります。特に年配の方だけでなく、若い世代からも否定的な意見があるのが現実です。
しかし、そうした意見の多くは、実際に子育てに携わったことのない人から発せられているケースが多く、SNSなどネット上の声が目立ちます。
ママたちのリアルな声
実際に使っているママたちはこう話します。
• 誰も代わりに子供の安全を守ってはくれない。
• ハーネスがあると、子供をしっかり見守れるので安心できる。
• 子供は言うことを聞かずに突然走り出す。正直、犬よりもコントロールが難しい。
• 実際につけて歩いていると「かわいいわね」「ちゃんと見守っているのね」と好意的な声も多い。
街中では好意的な反応が多く、批判的な意見はほとんど聞こえてこないというママの声もありました。
子供用ハーネスの種類
一口に子供用ハーネスといっても、実はいろいろなタイプがあります。
• 迷子紐・迷子防止紐・リードタイプ
• ハーネス付きリュックタイプ
• 腕に通すタイプ
• 背中にハーネスだけつけるタイプ
用途や好みに合わせて選ぶことができます。
ダディッコのハーネスリュック
私たちダディッコは、2008年からハーネス付きリュックを製造・販売しています。
長年の経験とお客様の声をもとに、安全で使いやすい製品づくりに努めています。
• 普通のリュックとしても使えるデザイン
• 取り外しできるリード付きで状況に応じて使い分け
• 荷物もしっかり入るので、自分のものは自分で持てる
• 一升餅が入るサイズで1歳の誕生日プレゼントにも◎
• 出産祝いにもおすすめ。1歳から2歳、3歳くらいまで長く使えます
実際に使っている方からは、「嫌なら外せるし、リュックとして可愛い」「使っていると周囲からの否定的な声はほとんど聞かれない」といった感想が寄せられています。
その一瞬を後悔させない。
私たちは「子どもには安全を」「親や保育者には安心を」届けたいという想いでハーネスを作っています。
ハーネスは、子どもの命を守る「命綱」です。
子どもが危ないことを理解できるようになるまでの短い期間ではありますが、その間に「もしも」があっては取り返しがつきません。
• ハーネスは「ちょっと長いママとパパの手」
手をつなぐよりも負担が少なく、手を嫌がる子どもにも◎
• 自主性を尊重したいパパママにもぴったり
自分で歩きたがる時期の子どもに、自由を与えつつ安全を確保。
• 安全には代えられない
周りが何と言おうと、子どもを守れるのは親や保育者だけです。
また、ハーネスはもともと欧米では一般的なアイテムで、100年以上の歴史があります。
多様な文化背景を持つ人々が共に暮らす欧米では、それぞれの育児スタイルを尊重する考えが根付いています。
もちろん、使い方には注意も必要です。
• 紐を伸ばしすぎると歩行者やカートに引っかかる恐れがあります。
• ハーネスをしているからといって目を離して良いわけではありません。
ハーネスは「安全のための補助アイテム」。必ず目の届く範囲で使いましょう。
ご存知でしたか?子どもの視界は狭いんです
• 車の多い道路沿い
• 歩道と車道の区別がない道
• 駐車場
• スーパーやデパート
• 自転車の多い公園
空港、遊園地、お祭りなどの人混み
ハーネスは何歳まで使えるの?
目安は、よちよち歩きから3歳くらいまで。
特に急に走り出す2歳ごろからが本番です。
ただし、子どもの性格や成長により異なるため、3歳過ぎでも必要に応じて使えます。
背守りの役割も
昔から「背守り」として子どもの背中に刺繍を縫い付け、無事な成長を願った日本の風習があります。
ハーネスリュックも、現代版の「背守り」として子どもの安全を守る役割を担っています。
ずっと手をつなぐのは大変ですが、ハーネスがあれば親の「ちょっと長い手」として、おでかけが「ラク」で「楽しく」なりますよ。
まとめ
子供用ハーネスは「かわいそう」ではなく、「安全第一」のための道具です。
大切なのは、周囲の声に惑わされず、わが子の安全を最優先に考えること。
ダディッコのハーネスリュックは、親子のおでかけをもっと安全に、もっと楽しくするために作られました。
これからも、私たちは子どもの命を守るための啓蒙活動を続けてまいります。