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播州そろばんのダイイチ
そろばんは室町時代の終り頃、中国から長崎を経由して大津に伝わりました。安土桃山時代、羽柴(豊臣)秀吉が播州三木城攻略の際、三木の住民がその戦乱を逃れるために各地に四散しましたが、そのうち大津へ避難した人がそろばん製造の技法を習得。後に地元の播州に帰郷し、製造を始めたのが播州そろばんの起源といわれています。 全盛期の昭和35年頃には生産量360万丁を数え、昭和51年に通商産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されています。子どもの減少とともに生産量も減っていますが、現代では子どもの脳育ツールとしても再注目されており、世界中にその魅力が広がっています。
古くから生産量及び製造技術の高さを誇る「播州そろばん」。一番の特徴は、「玉削り」「玉仕上」「ヒゴ竹」「組立」の作業工程を分業化していることです。高度な伝統技術を受け継ぐ伝統工芸士をはじめとした製作者が、手作業で一つ一つ作り上げています。使いやすさ玉はじきの良さに加え、見た目も美しいのが特徴で、まさに木の美術品としての価値も備えています。400年を超える伝統と歴史を誇る匠の技を守りながら、新たな可能性へのチャレンジも続けています。