高原の粉屋さんの「北海道そば花一文 石臼挽きそば粉」を5割ブレンドして蒸しパンに。混ぜるときはベタベタして「これ大丈夫か?」と思ったけど、蒸しあがったらびっくり。そばの香ばしさがふわっと広がり、食感は小麦粉単体よりもずっと“もっちり”。噛むほどに素朴な甘みと香ばしさがじんわり広がって、気づけば和菓子っぽい上品なおやつになっていた。これはもはや蒸しパンというより「和風蒸し菓子」。お茶請けに出しても違和感ゼロ。正直、パン屋さんがこれ見たら「これはイケる!」って商品化しそうなレベル。ちょっとした実験のつもりが、プロも唸る味わいに仕上がった。