楽天市場 | わたしいぬわたしねこライフ - 柴犬のアレルギー：愛犬を苦しめる原因と種類

柴犬に多い3つのアレルギータイプとは？

柴犬は、その愛らしい見た目とは裏腹に、「アレルギーを発症しやすい犬種」として知られています。あなたの愛犬が頻繁に体を掻いたり、皮膚が赤くなったりしていませんか？それはアレルギーのサインかもしれません。アレルギーとは、本来無害な物質に対して免疫システムが過剰に反応してしまう状態のこと。柴犬に多く見られるアレルギーは、主に以下の3種類です。 1. アトピー性皮膚炎: 環境中の花粉、ハウスダスト、カビなどに反応し、皮膚のかゆみや炎症を引き起こします。特定の季節に悪化することもあれば、一年中症状が出ることもあります。 2. 食物アレルギー: 特定の食材に含まれるタンパク質が原因で、皮膚症状や消化器症状（下痢、嘔吐など）を引き起こします。意外な食材がアレルゲンになることも。 3. ノミアレルギー性皮膚炎: ノミの唾液に対するアレルギー反応で、たった数匹のノミでも激しいかゆみを伴う皮膚炎を発症します。これらのアレルギーは、柴犬の生活の質を大きく低下させる可能性があります。早期に原因を特定し、適切な対策を行うことが非常に重要です。

アレルギー原因となる「アレルゲン」とは？

アレルギーを引き起こす物質は「アレルゲン」と呼ばれ、その種類は多岐にわたります。柴犬のアレルギーで特に注意すべきアレルゲンは以下の通りです。【環境アレルゲン】 ●ハウスダスト・ダニ: 家庭内に潜む小さな敵。こまめな掃除で対策が必要です。 ●花粉: スギ、ヒノキ、イネ科など、季節によって飛散する花粉もアレルギーの原因となります。 ●カビ: 湿気の多い場所で発生しやすく、吸い込むことでアレルギー反応を引き起こすことがあります。　【食物アレルゲン】 ●一般的な食材: 牛肉、鶏肉、豚肉、乳製品、卵、小麦、大豆、トウモロコシなど、ドッグフードによく使われる食材がアレルゲンとなることがあります。【外部寄生虫】 ●ノミ・マダニ: これらの寄生虫の唾液や排泄物がアレルギー反応を引き起こすことがあります。特にノミは要注意です。愛犬のアレルゲンを特定するには、動物病院でのアレルギー検査が不可欠です。血液検査や皮膚テストなどによって、どの物質に反応しているのかを調べ、その後の治療や対策に繋げることができます。

柴犬のアレルギー症状SOSサイン！

柴犬のアレルギー症状は多岐にわたりますが、早期発見のために以下のサインに注意しましょう。 ●皮膚の症状: 最も顕著なのが、「強いかゆみ」です。頻繁に体を掻く、舐める、壁などに体をこすりつけるといった行動が見られます。その他、皮膚の赤み、湿疹、脱毛、フケ、皮膚の肥厚（分厚くなる）、色素沈着などが現れることも。特に、目の周り、口の周り、耳の中、脇の下、内股、足先などに出やすい傾向があります。 ●目の症状: 目の充血、涙やけ、目やにの増加もアレルギーのサイン。目をしょぼしょぼさせたり、こすったりすることもあります。 ●耳の症状: 外耳炎を繰り返す場合はアレルギーが関与している可能性があります。耳垢の増加、耳の赤み、かゆみ、悪臭が見られ、頭を振ったり耳を掻いたりする仕草が増えます。 ●消化器の症状: 食物アレルギーの場合、下痢、嘔吐、食欲不振などの消化器症状が見られることがあります。これらの症状が見られたら、自己判断せずにすぐに獣医さんに相談しましょう。早期の診断と治療が、愛犬の快適な生活に繋がります。