「愛犬には、できるだけ自然なものを食べさせたい」
そんな想いから、“無添加”のドッグフードを探している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、“無添加ドッグフード”の定義や誤解、そして『添加物=悪』というイメージの背景にある“栄養の安心”についてお話しします。
目次
無添加ドッグフードを選びたい、飼い主の“想い”
無添加ドッグフードの定義と誤解
なぜ私たちは「 “無添加” がいい」と感じるのか?
1.「自然=安全」という直感的な価値観
2.「添加物=悪」という情報の記憶
3.「愛犬は家族」という感情の高まり
無添加ドッグフードを選びたい 飼主の想い
《保存料》《着色料》《香料》など、余計なものが入っていないフードは、なんとなく安心できる…
私たちより体の小さい犬たちの健康を考えると、できるだけ不要なものは体に入れたくない…
“無添加”という言葉には、どこか“安心”を感じさせる魔法のような響きがあります。それは、愛犬の健康で長生きを願う飼い主さまの気持ちが、まっすぐに表れた選択です。
しかし、ふと立ち止まって考えてみると、こんな疑問が浮かぶこともあるかもしれません。
「“無添加”って、どこまでが“無添加”なの?」
「自然な食材だけで、犬に必要な栄養は足りるの?」
「“完全無添加”って、そもそも存在するの?」
“無添加”を選ぶことは、愛犬を守りたいという想いの表れ。
だからこそ、その選択が本当に愛犬の健康につながっているのか、少しだけ立ち止まって考えてみる価値があります。
無添加ドッグフードの定義と誤解
“無添加”と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
人工的なものが一切入っていない ——
そんな“自然そのもの”のフードを思い描く方が多いかもしれません。
でも実は、ドッグフードに関して、“無添加”という言葉に明確な定義はありません。メーカーによって何を添加物とみなすかが異なり、表示の仕方も統一されたルールがないのが現状です。
人の食品との違いを簡単に説明します。
■【ドッグフードには表示ルールがない】
日本のペットフード表示において、“無添加”という言葉は法的に定義されていない
メーカーごとに「何を添加物とみなすか」が異なり、保存料・着色料・香料のみを除いただけでも“無添加” と表記できる
栄養添加物(ビタミン・ミネラルなど)を使っていても“無添加”と表示されている商品が存在する
■【人の食品には表示ルールがある】
人間用の食品には食品表示法があり、“無添加”や“不使用”などの表記には厳密なルールがある
“無添加”と表記する場合は、「何を添加していないか」を明示する義務がある
“無添加”と書かれていると、なんとなく安心できる。
それは人の食品でも、ドッグフードでも、同じように感じる方が多いでしょう。
しかし、実際には同じ“無添加”という表記でも、人の食品とドッグフードでは意味も信頼性も異なる可能性があるのです。
表記されている言葉だけでなく、作られた仕組みや背景を知ること。
それが、愛犬のドッグフード選びにおいて、実はとても大切なことなのです。
なぜ私たちは無添加 がいいと感じるのか?
“無添加ドッグフード”を選ぶ飼い主さまの多くは、愛犬の健康を心から願っています。その気持ちは、家族を想うやさしさから生まれるものです。
でも、なぜ私たちは「“無添加”こそが”安心”」と、強く感じるようになったのでしょうか?
1.「自然=安全」という直感的な価値観
人は本能的に自然なものに安心感を覚えます。
人工的なものより、手を加えていないもののほうが体に良さそう ——
そんな感覚は、食品だけでなく、化粧品や育児用品にも共通しています。
だから、“無添加ドッグフード”の”自然そのもの”であるというイメージが”安心感”につながっているのです。
2.「添加物=悪」という情報の記憶
テレビやネットでは、「添加物は発がん性がある」といった情報が語られることがあります。
それらが、たとえ科学的根拠が曖昧な部分があったとしても、過度に不安を煽る情報は記憶に残りやすく私たちの選択に影響を与えます。
結果として、「添加物が入っている=危険」というイメージが強く根づいてしまうのです。
3.「愛犬は家族」という感情の高まり
今や犬は“家族の一員”として扱われる存在。
「自分が食べないものは、犬にも食べさせたくない」という共感的な倫理観が、食事選びにも反映されています。
“無添加”を選ぶことは、愛犬への“愛情の証”でもあるのです。
“無添加”を信じる気持ちは、愛犬の健康で長生きを願う純粋な愛情から生まれたもの。
しかし、健康や長生きは先々の結果論であって、今目に見えるものではありません。
だからこそ、「今選んでいるフードは正しいのか?」「他にもっといいフードがあるのではないか?」そんな漠然とした不安から、常に新しい情報を求めフードを探している人もいるのではと思います。
では、次は“栄養添加物が入っていることのメリット”について考えてみましょう。
栄養添加物は「”安心”のお守り」
「余計なものは入っていないほうがいい」と考えるのは自然なことです。
でも、愛犬の健康を守るためには、「入っていないこと」だけでなく「入っていることの意味」にも目を向けてみる価値があります。
1. 自然食材の栄養を補助するため
犬が健康を維持するためには、ビタミンA・D・E、カルシウム、リン、亜鉛など、さまざまな栄養素が必要です。
しかし、自然食材だけではこれらの栄養素を安定して供給することは難しいのが現実。なぜなら、自然食材は採れる季節や環境によって、食材そのものが持つ栄養素が常に微量に変化し続けているからです。
ハウス栽培などで一年中手に入る食材もたくさんありますが、栄養価は旬のものに比べて劣ることが多いと言われています。
2. 総合栄養食の基準を満たすため
AAFCO(米国飼料検査官協会)やFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)は、犬のライフステージに応じた詳細な栄養バランスを提示しています。
この栄養基準を常に満たしている“総合栄養食”としてのドッグフードを作るためには、自然食材だけでは足りない栄養素、不安定な栄養素が出てきます。
◎“総合栄養食”である理由
犬は毎日決まったフードを食べています。私たち人間のように、「今日は野菜を多めにしよう」とか「昨日はお肉を食べすぎたから控えよう」といった食事の調整がない分、日々の食事が、犬の体に必要な栄養素をきちんと含んでいることがとても重要なのです。
私たちが「主食・主菜・副菜・汁物・果物」などを組み合わせて献立を考え、栄養を補うことと同じように、犬にとっての“総合栄養食”は、それらを一皿にギュッとまとめたようなもの。
だからこそ、毎日の食事が“総合栄養食”であることは、犬の健康を守るうえでとても大切だと私たちは考えています。
不要なものは除き、必要なものだけ加える
そこで登場するのが、栄養添加物。これは、足りない栄養素を必要な量だけ補うための手段です。
当然、香料、着色料、保存料などの添加物は犬の健康にとって不要なので使用しませんが、ビタミンやミネラルなどの栄養添加物は「犬の体に必要な栄養素を確実に届けるため」には必要な要素。
使うという選択は、愛犬の健康を守るために“あえて加える”という、もうひとつの“安心”のかたちなのです。
無添加 の良さを守りながら栄養の 安心も
香料、着色料、保存料などの添加物は不要。
しかし、栄養添加物は「必要なものだけを、必要な量だけ」加えることで、“無添加の安心”と“栄養の安心”を両立することができます。
自然食材を最大限に生かした“無添加に限りなく近いドッグフード”として、私たちドットわんは自信をもって『ドットわんごはん』をお届けします。
ドットわんの考え
ドットわんでは、自然食材の持つ本来の栄養素を最も大切にし、食材の栄養素をまるごと摂れるよう、ドッグフードの設計から原材料の調達、加工方法、梱包まで、妥協することなく手間と想いを込めて商品を作っています。
私たちの考えは、飼い主さまの想いと同じ、「できるだけ自然なものを食べさせたい」です。
犬にとって最も大切な食事の基礎は、食材から栄養素を摂ること。そして、その食事の基礎こそが、愛犬の健康で長生きを実現するカギだと考えています。
そのうえで、季節ごとに少しずつ変化する食材の栄養素を不足なく補うための“お守り”として、栄養添加物をごく少量使用しています。
この、ごく少量…といってもイメージが難しいですよね。
実際に栄養添加物の使用量を明示しているドッグフードはなく、どれだけの栄養添加物を使用しているのか、パッケージの裏を見ても知り得る術はありません。
私たちは使用する栄養添加物は【総量の1.5%未満】と開示して、社内で規定を作り、そのルールに則って生産を行っています。
「不足分は添加物で補えばいい」という考えに甘んじるのではなく、必要最低限の基準値を守るために、極力食材の栄養素を活かすという使命の元、毎日愛犬に食べさせたいと思える「質の良い食材」を探し求めているのです。
ドットわんのドライフードの特徴
■国産食材を使用
→ 牛、鶏、豚、魚の4種の主原料をベースに、フードローテーションで30品目以上の食材が摂れる設計。
■保存料・着色料・香料は一切不使用
→ 素材本来の香りと味で食いつきを引き出す。
■生産者と直接取引
→ 自身の目で確認し、上質な食材を信頼できる取引先から調達。
■栄養添加物は最小限に抑えた設計
→ 総合栄養食としての基準を満たすため、必要な栄養素のみを総量の1.5%未満に限り添加。
低温乾燥、手作り製法
→ 素材本来の栄養素を壊さず、消化吸収しやすい加工方法を採用。
■最後に
“無添加”の良さを守りながら、栄養の“安心”も手に入れる。
それは、不要なものは除き、必要なものだけを加えるという、ちょうどいいバランス。
表示の言葉だけでなく、その奥にある作り手の想いや背景まで見つめることで、今よりも納得して「心から安心できるフード」にたどり着けるのかもしれません。