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化粧品OEMは売れないって本当?よくある理由と売れるためのヒントを解説

化粧品OEMは売れないって本当?よくある理由と売れるためのヒントを解説

「自社オリジナルの化粧品ブランドを作ってみたい」と考え、OEM(受託製造)による化粧品ビジネスに挑戦する方が増えています。しかし一方で、「思ったより売れなかった」「在庫が残ってしまった」といった声も少なくありません。

本記事では、化粧品OEMが売れないといわれる理由や、その不安を乗り越えるために見直したいポイント、そして売れるブランドを作るためのヒントをお届けします。

化粧品OEMが「売れない」といわれるのはなぜ?

化粧品OEMは、化粧品の専門知識がなくてもスタートできることから、個人事業主や中小企業を中心に人気を集めています。しかし、実際には思うように売上が伸びず、撤退するケースも見られます。

ここでは、「なぜ売れないのか?」という疑問に対し、よくある要因を紐解いていきます。

誰でも始めやすい反面、競争が激しい市場

化粧品OEMの魅力は、少ないロット数からでも商品化でき、製造は工場に任せられる点にあります。パッケージや成分を選ぶだけで、比較的手軽に自社ブランドを立ち上げられるため、参入のハードルが低いのが特徴です。

その一方で、「誰でも始めやすい」ということは、競合も非常に多いということを意味します。特に、スキンケアやヘアケアといった定番ジャンルでは、既存の大手ブランドはもちろん、個人発のD2Cブランドも数多く存在しており、市場は飽和状態に近づいています。

また、ECやSNSを活用したプロモーションも活発化しているため、単に良い商品を作っただけでは埋もれてしまうリスクもあります。差別化ポイントや訴求軸が明確でないブランドは、価格競争に巻き込まれることもあり、結果として「売れない」と感じてしまうことに繋がります。

ブランド設計やターゲットが曖昧なまま販売を開始してしまう

OEM化粧品は、製品自体を比較的スムーズに用意できるため、「商品ができたから、あとは売るだけ」と考えがちです。しかし、ブランドとして成功するには、商品そのもの以上に“誰にどのような価値を提供するか”という設計が欠かせません。

たとえば、「自然派化粧品」といっても、敏感肌向け、エイジングケア、オーガニック志向など、ターゲットや訴求ポイントによって伝え方は大きく変わります。ここが曖昧なままスタートしてしまうと、販売ページのコピーやSNSでの発信内容もぶれてしまい、結果としてユーザーの心に響かないブランドになってしまいます。

また、ターゲットが不明確なまま広告を出したり、販売チャネルを選定したりすると、コストばかりがかさんで効果が出ないという悪循環に陥ることもあります。売れるブランドは、企画段階から「誰に届けるか」「なぜ選ばれるのか」を徹底的に考えています。

販売チャネルや集客施策がうまく機能していない

どれだけ品質の高い商品を作っても、「認知してもらえない」「買えるお店やサイトがわからない」状態では、売上には繋がりません。つまり、販路の設計と集客施策が不十分なことも、OEM化粧品が売れにくいと感じられる理由のひとつです。

特に、自社ECサイトのみで販売を行っている場合、集客力の面で課題が生じやすくなります。立ち上げ初期はSEOや広告、SNSでの地道な発信が必要ですが、それには一定の知識やスキルが求められます。また、広告を出したとしても、商品やブランドの訴求が弱いと、購入には結びつかないことも多くあります。

ECサイトにおける購入までの導線や、口コミやレビューといった第三者の声も、購買判断に大きく影響します。こうした仕組みが整っていない場合、思うように販売が伸びず「OEMは難しい」と感じてしまうかもしれません。

「売れない不安」を感じた時に見直すべきポイント

ここまで読まれた方の中には、不安に感じている方もいるかもしれません。しかし、売れない原因は、商品の品質にあるとは限りません。多くの場合、ビジネスモデルやマーケティング施策のどこかに課題が隠れています。

ここでは、一度立ち止まってブランド全体を見直すために、チェックしたい3つのポイントをお伝えします。

ターゲットや商品コンセプトは明確か

売上が伸び悩んでいる時、まず立ち返りたいのが「誰に、どのような価値を届けたいか」というブランドの根幹部分です。商品コンセプトが漠然としていたり、ターゲット層が広すぎたりすると、せっかくの良い商品も、消費者には「自分ごと」として捉えられにくくなります。たとえば、「すべての肌悩みにアプローチする美容液」というコンセプトは、一見すると多くの顧客に受け入れられそうですが、裏を返せば、特定の誰かの心には深く刺さらないということでもあります。

売れているブランドは、共通して「たったひとりの顧客」を強く意識しています。この「たったひとり」とは、具体的な年齢や職業、ライフスタイル、価値観まで想像できるような、詳細なペルソナ(顧客像)のことです。たとえば、「忙しい毎日を過ごす30代女性。自分へのご褒美として、スキンケアの時間を大切にしたいと考えている」「肌への負担を減らすため、シンプルな成分でできた化粧品を探している」といった具体的な人物像です。

このペルソナが明確になると、その顧客が抱える悩みに寄り添ったメッセージや、心を動かす世界観が自然と生まれてきます。そして、そのメッセージや世界観が、類似する悩みを持つ人顧客共感を呼び、ブランドのファンになってくれるきっかけに繋がります。もし、商品コンセプトやターゲットが曖昧だと感じたら、もう一度、ブランドを立ち上げた時の想いを振り返り、徹底的に掘り下げてみましょう。

販売ページや導線に問題はないか

どれだけ素晴らしい商品を作っても、明確なブランド設計があったとしても、実際に購入に至る「販売ページ」に課題があれば、売上には繋がりません。ECサイトでの販売では、消費者は商品を手に取って試すことができないため、販売ページの情報がすべてを左右します。

何より気を付けたいのは、商品写真です。消費者は視覚的な情報から多くのことを判断するため、商品のテクスチャーや使用感が伝わるような質の高い写真であるか、パッケージデザインの魅力が伝わるような工夫はされているかなど、写真のクオリティは非常に重要です。

次に、商品説明文です。成分名や効果を羅列するだけでなく、「この商品を使うことで、どのような未来が待っているのか」という、顧客が求めているベネフィット(利点)を明確に伝えましょう。「保湿成分○○配合」と書くだけでなく、「日中の乾燥から肌を守り、うるおいに満ちた肌へ」といった、具体的な言葉で語りかけることが大切です。

そして、購入までの「導線」もチェックすべきポイントです。購入ボタンはわかりやすい位置にあるか、決済方法は複数用意されているか、入力フォームは使いやすいかなど、顧客がストレスなく購入手続きを完了できる環境を整えます。

これらの小さな改善を積み重ねることで、コンバージョン率(購入に至る確率)は大きく向上します。

ブランドからの発信に一貫性があるか

ブランドのファンを増やし、リピーターを獲得していくためには、継続的な情報発信が欠かせません。しかし、SNSやブログ、メールマガジンなど、さまざまなチャネルで発信しているものの、その内容に一貫性がなければ、ブランドとしての信頼を築くのは難しくなります。

たとえば、あるSNS投稿では「オーガニック成分へのこだわり」を語っているのに、別の投稿では「最新の科学技術を駆使した商品」を紹介するなど、発信するメッセージにブレがあったり、投稿のデザインや文章のトーン、使用する言葉遣いなどに統一感がなかったりすると、ブランドのイメージが定着しにくくなります。

こうした一貫性のない発信は顧客を混乱させ、「このブランドは何を大切にしているのだろう?」という疑問を抱かせてしまいます。結果としてブランドへの愛着や信頼が生まれにくく、熱心なファンは育ちません。

売れているブランドは、すべてのチャネルにおいて一貫したメッセージと世界観を徹底しています。ブランドの核となるコンセプトや哲学を明確にし、それに沿ったコンテンツを発信し続けることで、顧客は「このブランドは信用できる」と感じ、やがてブランドのファンへと育っていきます。

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売れるOEM化粧品ブランドを作るヒント

OEM化粧品を成功させるためには、良い商品を作るだけでなく、消費者に選ばれるブランドをどのように作るかが鍵となります。競争の激しい市場で埋もれることなく独自の存在感を放つためには、戦略的なブランド構築が不可欠です。

ここでは、売れない不安を乗り越え、ブランドを成長させるための具体的なヒントを3つご紹介します。

商品の強みと世界観を明確にする

売れるOEM化粧品ブランドを作る上で、何よりも重要となるのが、商品の強みとブランドの世界観を明確にすることです。市場には似たような商品が溢れているからこそ、「なぜこの商品を選ぶべきなのか」という理由を消費者に明確に伝える必要があります。

商品の強みとは、他社にはない独自性や優位性のことです。たとえば、特定の希少な植物由来成分を配合している、独自の抽出方法で製造している、環境に配慮したパッケージを使用しているなど、自社の商品ならではの特別な点を創出しましょう。

次に、この強みを軸にブランドの世界観を構築します。世界観とは、ブランドが持つ独自の雰囲気や価値観、描くライフスタイルのことです。たとえば、商品の強みが「自然由来の成分」であれば、世界観を「自然と共生する、心地よい暮らし」のように設定します。そして、この世界観を表現するために、パッケージデザインやウェブサイトのカラー、SNSでの発信内容など、すべての要素に一貫性を持たせます。

商品の強みと世界観が明確になれば、それはブランドの個性となり、ターゲットの心に深く響くようになります。

販売ページを顧客視点で見直す

商品の強みと世界観が明確になったら、それを最も伝えるべき場所である販売ページを、改めて顧客視点で見直してみましょう。具体的には、次のような視点でチェックするとよいです。

・商品の魅力が伝わる写真や動画は十分にあるか

・商品説明文は、商品の効果をうたうだけでなく、顧客が抱える悩みに共感し、解決策を提示するような内容になっているか

・ほかのお客様からのレビューや、よくある質問への回答は用意されているか

また、サイトの使いやすさも非常に大切です。スマホからでも見やすいデザインになっているか、読み込み速度は遅くないか、購入ボタンはすぐに見つけられるかなど、技術的な面からもチェックしましょう。これらの要素を改善することで、顧客は安心して購入することができ、結果として売上アップに繋がります。

複数の販売チャネルを検討してみる

売れるOEM化粧品ブランドを作るためには、販売チャネルの選択も非常に重要です。

ECで代表的な販売チャネルと言えば、「自社ECサイト」と「モール型EC」です。それぞれの販売チャネルには、メリットとデメリットがあります。たとえば自社ECサイトは、ブランドの世界観を最大限に表現できる反面、集客に多くの労力が必要です。一方、モール型ECは、すでに多くのユーザーが集まっているため、集客のハードルは低くなりますが、競合も多くなるという側面もあります。

また、SNSのライブコマースやインフルエンサーとのコラボレーションも、新しい販売チャネルとして有効です。自社のターゲット層がどのチャネルに多く存在しているかを分析し、最適な組み合わせを見つけることが大切です。

販路の選び方

OEM化粧品を販売する上で、どの販路を選ぶかは、事業の成功を大きく左右する重要な要素です。

ここでは、特に多くのユーザーが利用する自社ECサイトとモール型ECに焦点を当て、それぞれの特徴と選び方について詳しく解説します。

自社ECサイトのみでの集客はハードルが高い

ブランドの世界観を自由に表現できる自社ECサイトの立ち上げは、多くのブランドオーナーが選択する道です。デザインやレイアウトを自由にカスタマイズでき、ブランドのストーリーや哲学を深く伝えることができます。また、顧客情報を直接獲得できるため、リピーター育成のための施策を講じやすいというメリットもあります。

しかし、自社ECサイトのみで販売を行う場合、最大の課題となるのが「集客」です。インターネット上には数えきれないほどのECサイトが存在しており、その中で自社サイトを見つけてもらうのは容易なことではありません。特に、ブランドの知名度が低い立ち上げ初期は、SEOやSNS広告、インフルエンサーマーケティングなど、多様な集客施策に時間とコストをかける必要があります。これらの施策には専門的な知識も求められるため、すべてを自社で賄うのは非常にハードルが高いといえます。

そのため、自社ECサイトを立ち上げる際は集客戦略をしっかりと立て、十分なリソースを確保しておくことが不可欠です。

モール型ECをうまく活用する

自社ECサイトでの集客に不安を感じる場合は、モール型ECを積極的に活用することをおすすめします。モール型ECは、すでに多くのユーザーが集まっている巨大なショッピングモールのようなもので、出店すれば最初から多くの顧客に商品をアピールできるのが最大の魅力です。

モール型ECを活用することで、新規顧客へのリーチが格段に容易になります。しかし、その一方で、モール内には無数の競合商品が存在するため、価格競争に巻き込まれやすいというデメリットもあります。また、選ぶECモールによっては、ブランドの世界観を表現する自由度が低く、顧客情報を直接取得できないため、ファン育成が難しいという側面も理解しておく必要があります。

モール型ECをうまく活用するためには、自社ECサイトとは異なる戦略が必要です。たとえば、モール内での検索順位を上げるための対策や、レビューを増やすためのキャンペーン、モール独自のセールイベントへの参加などが挙げられます。自社ECサイトを「ブランドの顔」として、モール型ECを「集客の窓口」として使い分けることで、それぞれのメリットを最大限に活かすことができるでしょう。

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