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乱形石の施工方法

公開日:2025/07/03 更新日:2026/01/22

1.セメントペースト張り

1−1.施工概要 床のコンクリート下地に固練りのバサバサモルタルを敷き、乱形を仮置きして叩きこみながら面調整した後、セメントペーストを用いて張り付ける工法です。
1-2.適用条件
1−3.施工手順 (1)下地面チェック コンクリート面を十分に清掃し、ホコリ、レイタンス、異物などを除去します。 (2)石組みバランス(仮並べ) 施工に先立ち、石組みバランスを仮並べによって確認します。

乱形石の並べ方

(3)モルタル敷き 下地面に散水した後、バサバサモルタルを敷きます。 モルタルの敷設は30分で張り終える程度とします。 (4)仮据え置き ゴムトン等を用いながら、十分な叩き込みにより面調整します。 厚みのバラツキが大きいので、バサバサモルタルの量を調節する必要があります。 (5)セメントペースト塗布 仮置きした乱形を一旦外し、下地側にセメントペーストをまんべんなく塗布します。 セメントペーストの水分を多めにすると、接着不良の原因となります。 (6)乱形 張り付け セメントペースト塗布後、直ちに乱形を張り付けます。 ゴムトン等を用いて十分な叩き込みにより、面及び一の調整を行います。 (7)目地詰め アーストン張り付け後、1日経過した後、ゴムコテを用いて目地を塗り込みます。塗り目地後は 直ちにスポンジで拭き取ります。 (8)清掃・養生 清掃後、必要に応じて養生を行ってください。

2.点付け施工

2-1 施工概要 乱形の裏面に石材用のエポキシ系接着剤を点状に盛り付け、面調調整をしながら施工していく工法です。 面外への倒れ防止のために、乱形の上部及び側面は速硬性セメントまたは速硬性エポキシ系接着剤を用いて仮固定します。 高さ3m未満の内壁に適用します。 2-2.適用条件
2-3. 施工手順 (1)施工面のチェック 適用可能な下地であるかを確認してください。 下地面を清掃し、ほこり、汚れなどを除去します。 (2)仕上げ糸の引き通し 割付け図に従って、仕上げ糸を引き通します。 (3)最下段の定木セット ズレ防止のために、割付けに合わせて定木を留め付けます。 (4)接着剤の盛り付け 乱形の裏側に接着剤を乗せます。目安としては300角程度の大きさの場合でも5点程度の点付けを行い、張り付け後の接着面積が50%以上になるようにします。
(5)乱形の張り付け 仕上げ糸に合わせながら乱形石を張り付けます。 (6)仮固定用接着剤の塗布 上部と側面に仮固定用接着剤を塗布します。 (7)目地詰め 張り付け後、1日以上経過し、接着剤が硬化していることを確認した後、ゴムコテを用いて目地を塗り込みます。塗り目地は、直ちにスポンジで拭き取ります。 (8)清掃・養生 清掃後、必要に応じて養生を行ってください。

3.改良積上げ張り

3-1 施工概要 精度よいモルタル下地を作製し、乱形の裏に張り付けモルタルを塗り、積み上げながら施工していきます。 厚みが不揃いな商品を張り付ける場合は面段差が生じますので予めご承知ください。 高さ1.2m以下の内外壁に適用します。
3−3 施工手順 (1) 下地面のチェック 適用可能な下地であるかを確認してください。 下地面を清掃し、ほこり、汚れなどを除去します。 (2) 仮並べ 施工に先立ち、石組みバランスを仮並べによって確認します。
(3) 張り付けモルタルの混練 セメント混和用ポリマーを混和したポリマーセメントモルタルとし、柔らかく練り上げます。既調合モルタルでは、イナメントタフIIとタイルポリマーSB-102の組み合わせをお奨めします。現場調合の場合は表5に示す調合とします。 モルタルの軟度は、下地の水の引き具合や作業性を考慮して調整します。また、一旦練り混ぜたモルタルは、2時間を経過して使用しないでください。

3−2 適用条件