利府町は、宮城県のほぼ中央に位置し、町の西部は大都市・仙台に隣接し、東部は太平洋に面し日本三景・松島の一角を成し、便利さと四季折々の自然に恵まれた素朴さがひとつになった町です。歴史上、古くは多賀城の国府に、近世に入ってからは仙台城下に接していたことから交通の要衝として栄えてきました。現在も高速道路をはじめ、道路網の整備が進み一つの町に4つのインターチェンジがある全国でも珍しいまちです。
利府町には、2002FIFAワールドカップサッカーの会場となった宮城スタジアムのあるグランディ・21、敷地面積約53万m2もある新幹線修理、点検、車庫を兼ねたJR東日本の新幹線車両基地、島々の美景が広がる特別名勝松島、東北楽天ゴールデンイーグルス2軍のホームスタジアムとなる楽天イーグルス利府球場(中央公園野球場)などがあり、自然・文化・産業が調和した町です。
また、昭和42年の町制施行から50年が経過し、当時は8千4百人足らずだった人口が、昭和50年代から始まった大規模住宅団地の開発により、仙台市のベットタウンとして人口が急増し現在は約4.5倍の3万6千人となっています。