
鯖江市は福井県のほぼ中央に位置し、北は福井市、南は越前市に隣接する人口約7万人のまちです。
眼鏡、繊維、漆器を三大地場産業とするものづくりや、オープンデータをはじめとしたIT技術の導入など、さまざまな特色を持ち、ものづくりのまちとして今もなお発展しつづけています。
また、つつじの名所として知られる「西山公園」やレッサーパンダが人気の「西山動物園」があるほか、伝承野菜「吉川ナス」や市内に点在する「さばえスイーツ」など、数え切れない魅力があふれています。
鯖江市は国内産のメガネフレームの96%以上を製造する眼鏡産地の中心。
1980年代には、世界初のチタン製メガネフレームの量産化に成功。
近年では長年のメガネ製造で培った金属加工技術を生かし、医療やスマートグラス等の分野にも進出しています。
鯖江市河和田地区を中心に作られ、国の伝統的工芸品としても名高い越前漆器。
最近では、食器洗浄機や電子レンジにも使用可能な食器開発のほか、パソコンの周辺機器や文具などの雑貨を手がける事業所もあり、伝統の技が幅広い分野に生かされています。