瀬戸内市は岡山県の南東部に位置し、平成16年に牛窓(うしまど)町・邑久(おく)町・長船(おさふね)町が合併してできた人口約37,000人の小さなまちです。
江戸時代に朝鮮通信使の寄港地として栄えた古い街並みが残る牛窓町は多くの観光客が訪れる風光明媚な港町です。牛窓オリーブ園の高台から望む瀬戸内海の美しい眺めと優しい潮風は来訪者の心を癒してくれることでしょう。
美人画で一世を風靡した「大正ロマン」を代表する画家「竹久夢二」の出身地である邑久町には夢二の生家などが保存され夢二芸術に触れることができます。また、日本の朝日百選にも選ばれた虫明湾での牡蠣の養殖、水田地帯での稲作、丘陵地でのピオーネやシャインマスカットの栽培なども盛んです。
鎌倉時代より日本刀の一大産地として栄えた長船町にはこのたび800年ぶりに国宝「山鳥毛」が里帰りしました。その山野が燃えるようにも見える複雑な刃紋は多くのファンを魅了してやみません。この地で古より受け継がれてきた刀剣文化を備前長船刀剣博物館にてご鑑賞ください。
3町それぞれの魅力が詰まった瀬戸内市へ是非一度お越しください。